ベチャ押しスライド



目次




ベチャ押しとスライドとは




 べチャ押しとは、1P側でいえば1鍵と3鍵を左手親指のみでまとめて同時押しすること、スライドとは1鍵→3鍵または3鍵→1鍵と来た時に、左手親指のみで手全体を左右に動かすようにして取ることです。両方とも、皿が降って来てかつ右手の3鍵補助が得られない時に使い、左手親指を平たく使う所が共通しているので、よくまとめて呼ばれます。左手親指に負担を強いるものの、完全固定に近い状態でスクラッチを取ることができるので、 皿発狂では強力な武器となる ことでしょう。
 ただし、指先を使ってしっかり打鍵する3:5半固定などに比べて、スコアが出にくい傾向があるため、なるべくべちゃスラより3:5半固定を使う癖をつけることをおすすめします。





3鍵→1鍵スライド


 べチャ押しやスライドの中で一番自然に(指に無理な形を強いることなく)できるのが3鍵→1鍵スライドでしょう。以下これを 31スライド と呼ぶことにします。31スライドの使いどころは、1048式の人はあんまりないシチュエーションかもしれませんが、3鍵を左手親指L1でとってからスクラッチ+1鍵が来た時などです。もちろん、3鍵+スクラッチからの1鍵でもそうです。そもそも3鍵をR1で取っていれば良かったのですが、右手が忙しかったかはたまた忘れていたか、取らなかったものはしょうがないですよね。
 左手はスクラッチに向かって小指が伸びているので親指は先っぽが3鍵あり、斜め前右あたりを指しているでしょうか。そのまま左手を左側に並行移動すれば1鍵が押せます。さらに皿に手が届き3:5半固定の形になります。

 譜面例を挙げると、下の譜面の、黄緑色で囲んだ部分のような時に使います。







ベチャ押し


 31スライドができるようになったら、もう少し親指を寝かせて、1鍵と3鍵を同時に押せるポイントがないか探してみましょう。僕の友人は「1鍵と3鍵の間を左手親指第一関節で叩けば両方押せるよ!」と言ってました。できれば、左手小指がスクラッチに届き、その上で左手人差し指が1・3鍵を同時に押せるのが良いです

 皿123鍵を同時に取るベチャ押しも可能です。手の形は、左手の親指と人差し指をぴんと伸ばしたまま何かをつまもうとして、つまむのを直前でやめて親指と人差し指が平行にしたような形です。




 譜面例は、次のような場合です。







1鍵→3鍵スライド

 べチャ押しができるくらいに親指を寝かせられれば、1鍵→3鍵スライドもできるようになります。
 31スライドの逆の動きをします。親指の指先を1鍵かから3鍵の方向に向け、親指の指先で3鍵に乗り上げるように動かします。

 譜面例









立つ位置からくる適正


 指をいっぱいに広げた左手の中指を時計の12時方向とすると、ベチャ押しとは親指を2~3時方向に、小指を10~11時方向にひろげる運指です。また、1P側の鍵盤と皿の間の地点を基準として画面に垂直な方向を12時とすると、鍵盤は3時の方向、皿は9~11時の方向に存在します。ベチャ押しではこの手指の広げ方と鍵盤や皿の位置関係の一致を使って、鍵盤と皿を同時に取ることを実現しています。





 ここで大事なことは、ベチャ押しをするためには左手の中指が12時に近い方向を指していなければいけない、さらに言えば鍵盤に対して手を置く方向、腕が入ってくる方向、立った時の体の向きが画面に対して垂直な12時方向に近くなくてはベチャ押しはとても使いづらくなってしまうということです。


 実例を見てみましょう。画面に対してかなりの角度で腕を伸ばしてくるような1048式固定では、体の向きも12時方向からはずれやすいです。このような1048式固定の状態から手を広げてベチャ押しをしようとしても、左手の中指の角度(すなわち腕が入ってくる方向と体の向き)がずれているせいで親指は13鍵を両方カバーできるような位置にはおらず、小指も皿とはやや逸れた方向に伸びることになります。以上のことから、このように体の向きが12時から一定程度ずれるような構え方(運指)ではベチャ押しの併用がかなり現実的でなくなると言うことが結論づけられます。



 ※決して1048式とベチャ押しが相容れないものであるというわけではありません。1048式の中でも12時方向に構えられるような運指は存在しますし、1048式とベチャ押しの併用で皆伝以上の実力を持つに至った例は少なからず存在します。



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