extra 專コンの基盤を利用








はじめに


 step4 基盤配線で解説した5鍵コンの基盤を使う方法の他に、専コンの基盤を使うという方法があります。前者は半田付けを要する上に基盤をダメにしてしまう可能性があります。またこの方法は安定性に欠け、定期的に基盤周りのメンテナンスをすることが必要です。一方後者では半田付けの必要はなく、失敗の可能性は皆無と言えるくらい少ないです。また、圧着端子を多く使うことで安定性が確保されるため基盤のメンテはほぼ不要です。
 しかし、現在では専コンは手に入りにくく価格も高騰しています。これは大変大きなデメリットです。この方法は貴重な専コンを亡き者にするという犠牲を払うことによって、比較的完成度の高い自作コンに移行する方法だと言えるでしょう。


 具体的な説明に移る前に2つ断っておきます。
 1つ目としては、この方法の大きなメリットとして安定性の高さということが挙げられます。このメリットを最大限活かすために半田付けは一切使わず、全て圧着端子を使うことによって処理します。半田付けに対して圧着端子を使うことのメリットは壊れにくいということと、万が一壊れたときの修復が簡単になるということです。デメリットはめんどくさいことと少し費用がかさむことです。
 2つ目として、このページにおける導線に端子を圧着する作業は、step4 基盤配線で解説済みなのでいちいち説明しません。その他の作業も基本的にはこれ以前のstepに準じると考えてください。(ちなみに画像では平型圧着端子(ファストン端子)を使用していますが、導線をつなげる圧着端子であればなんでも構いません。)



1.専コンの解体


 まずは専コンの基盤を取り出して、導線を露出させます。専コンは、PS2のコントローラーの端子がまず中くらいの基盤(①)に繋がっていて、そこから皿の基盤と鍵盤の基盤に繋がる端子の2方向に分かれています。鍵盤の基盤は使わないので、それ以外の基盤及び端子を取り出します。

 次に、基盤①から鍵盤の方向に伸びている12色の導線全てを端子から切り離します。この時、導線ができるだけ長くなるように端子に近いところで切るとのちの作業が楽になるでしょう。





2.導線の延長、端子の取り付け


 この工程では先ほど端子を切り取った12本の導線に手を加えていく作業をします。具体的には、ボタンがアサインされている導線はオスメス端子で延長し、GNDの導線は9又に延長します。





 まずフリーになった12本の導線のうち、両端の灰色と緑色は使用しないので、根本から切り取って後々混乱しないようにしてしまいましょう。上図を参考にして、ボタンがアサインされている9本の導線の端にメスの圧着端子を取り付け、さらに両端がオスメスでかしめてある導線(長さは30cm程度)を圧着端子同士でくっつけます。元の導線みたいにボタンを全て導線の色で分けられればとてもわかり易いですがおそらくそんなにカラフルな導線はないので、1357,246,STSEの3色で分けられれば十分判別がつきます。

延長に使うメス|オスにかしめてある導線


この工程の完成図



 次にGNDの導線です。まずはそれぞれ30cm×1本、25cm×2本、15cm×6本に切った導線を用意します。30cmのものはオス・メス、それ以外のものはメスメスにかしめながら、

[オス(基板のGND導線)]30cm[メス(1鍵)]15cm[メス(3鍵)]15cm[メス(5鍵)]15cm[メス(7鍵)]25cm[メス(6鍵)]15cm[メス(4鍵)]15cm[メス(2鍵)]25cm[メス(ST)]15cm[メス(SE)]

の順に繋げていきます(つなげ方などについてはstep4 基盤配線参照)。基板から伸びているGNDの導線の端をメスの圧着端子でかしめ、30cmの導線のオス側をこれにつないだら完成です。




3.基板の取り付け


 外はこの内部から皿の基板を皿の機構に、ボタンの導線とGNDの導線をそれぞれのマイクロスイッチに取り付けて完成です。







  • このページの作成にあたって、蒼い車輪ブログさんの記事を参考にしました。参考資料としてリンクを貼ることをお許し下さい。(http://www.aoi-syarin.com/blog/e1074.html
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