FreeTrackをPSEYE&TrackClipProで使ったところ満足できる使用感だったのでまとめ
当方の環境 WindowsXP SP3
ゲーム IL-2 1946
ご注意
ここに書かれていることは個人的な経験談
FreeTrackは不安定
設定についてよくわかっていない
いきさつ
とりあえずFaceTrackNoIRを普通のWEBカメラで使ってみるも平たい顔族なのでトラッキングが外れまくって使えない
PSEYEを使えばよくなるかもと思って購入するもたいして変わらない
TrackIRを考えるもPSEYEがもったいないのでFreeTrackを使おうと考える
デバイスを自作するのは面倒なのでTrackClipProだけ購入した
費用
PSEYE…2,500円、IRフィルター…900円、TrackClipPro…65ドル(送料込)
※IRフィルターに代替品を使ったり、TrackClipを自作すれば尚安価に楽しめます
もくじ
- PSEYEの利点
- PSEYEをPCで使えるようにする
- FreeTrackをインストールしPSEYEのパッチを当てて動作確認
- PSEYEの赤外線カットレンズを除去して可視光線カットフィルタを追加
- TrackClipProを購入もしくは赤外線LEDを使ったデバイスを自作
- セッティングに関するメモ
PSEYEの利点
- 画質はともかく640×480px時75fps、320×240px時187fpsで動作可能(一般的なWEBカメラは30fps)
- 画角がスタンダードビューの56°~ワイドアングルビューの75°と広い
- お値段もそれほど高くない
PSEYEをPCで使えるようにする
Code Laboratoriesからドライバをダウンロード
ダウンロードページ左下のCL Eye Platform Driver(Version: 5.3.0.0341)をダウンロードする
PSEYEは接続せずにドライバをインストール
PCを再起動
PSEYEをPCに接続してセットアップ完了※
CL-EYE Testを起動して動作チェック
※セットアップの途中でWinUSBCoInstaller2.dllを要求される場合はインストールフォルダ内にファイルがあるのでそれを指定すればOK(C:\Program Files\Code Laboratories\CL-Eye Driver\Driver)
FreeTrackをインストールしてPSEYEで動作確認
これでSourceにPS3Eye Cameraを指定して動作を確認
※自分の場合、Startボタンを押す前に、Streamボタンを押してフレームレートなどを指定してあげないと不正終了する(古いバージョンのCL Eye Platform Driverでは発生しないとの情報あり)
PSEYEの赤外線カットレンズを除去して可視光線カットフィルターを取り付ける
このままでは日中の明るい部屋だと使えないし余計な光は性能低下を招くので自然光をできるだけカットしつつ赤外線LEDの光を通すように加工する
赤外線カットレンズは動画などではデザインナイフなどを使って取り出しているが
除光液を綿棒につけてレンズを留めている土手をこすると土手が溶けるのでテープなどにレンズをくっつけて取り出せばOK
この方法だとレンズを傷つけないので元に戻せないこともない
可視光線カットフィルタをレンズホルダーのサイズに合わせてカットして入れ込み元通りに組み立てて終了
動画2(
http://www.youtube.com/watch?v=CbMqsrm2TTs)
TrackClipProを購入もしくは赤外線LEDを使ったデバイスを自作
面倒なので
NaturalPointでTrackClipProを購入
Fedexの安い便で送料込65ドルぐらい
当然自作なら安上がりにできる
↓作るとしたらこんな感じ?
セッティングに関するメモ
CL-Eye Testを起動
Options >> Video Capture Filterを開き
LED以外の光が入らないようにGainとExposureのAutoを解除して最低値にする
※時々FreeTrackがカメラのコントロールに失敗して設定がリセットされる事があるのでその際はCameraボタンを押してプロパティを確認するといいかも
現在の設定
※視点移動の際、バーチャルモデルが中心から動く場合はModel positionの調整が悪い
HorizontalとDepthはTop表示で視点を左右に振って、VerticalはSide表示にして視点を上下に振って調整すると良いかと
Sensitivity…1.0を基準に数値が大きいほど入力に対する出力が大きくなる。1.0で実際の頭の向きと一致する
Smoothing…数値が大きいほど小さな入力をフィルタリングする。ふらつきが減るがレスポンスが悪くなる
Zoom Smoothing Multiplier…Z軸方向にズームするほどSmoothingが強くなる。照準器や計器類を見る際に安定度が増す
Dynamic Smoothing Reduction…視点移動の際にSmoothingを弱くしてレスポンスを向上させる
Average…FPSの設定値%分のフレームを平均化して出力する。100%で1秒の遅延が生じる?Smoothingより強力に作用する
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最終更新:2013年09月26日 17:32