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「とり……あえず……一回部屋に戻ろうか……」
「そう……ね…。少し……冷静になって……きたわ……」
「はい……。ここだと他の人が来ちゃいますもんね……」

大浴場前から部屋に戻ろうとする苗木達。
一通り、互いを味わい……性欲を発散させたためか……部屋に戻ろうというわずかな常識が戻ってきた。

「私……苗木君以外の人は嫌です……」
「舞園さん……」

舞園が苗木の服の裾を握りながら、泣きそうな顔で言った。
一通り行為を済ました結果、昨晩と同じくスイッチが切れたようだ。

同様にして、霧切と苗木も冷静さを取り戻し始めた。
そこで、3人で部屋に戻ろうとする。

どのようにして、この事態を乗り越えればいいのか皆目見当もつかないが、今後のために……ひとまず、3人でここを離れようとした。

しかし、そのとき、視聴覚室から戻って来た者達が合流する。

「アホアホアホアホ……お前らのせいであのあとマジたいへんだったんだからな!」
「舞園ちゃんたちだけ3人きりなんてずるいよ! 一緒にしようよ!」
「朝日奈よ……それはどうかと思うぞ……ん……」
「いいじゃねぇか、大神。行くとこまで行っちまったら、あとくされなく相手を選べるぜェ」
「そうですぞ。この事態の責任を取ってもらわねばなりませんなぁ……ぅ……はぁ……」
「早漏すぎませんか? 山田君? もう少し……我慢強くないと……もう二度と私の相手はさせませんわよ」
「君達……やめるんだ…………まだ戻れるぞ……風紀は戻せるぞ……ん、うわあぁああ」
「何回目だよ、そのセリフ。……もういいじゃん…………私もせっかくだから苗木を味わいたいし……」
「あ、あの、わ、私の初体験はいつ終わったんでしょうか? 白夜様?」
「知らん……俺に聞くな。虫唾が走る…………。何者も許さん……」
「霧切っち……俺の股間の精子が3割くらい死んだ恨みを晴らさせてもらうべ」

視聴覚室の面々もスイッチが落ちる瞬間自体はあった。
だが、他の人間にすぐ襲われ、感じさせられ……スイッチが再び入るということを繰り返していた。
そのため、彼らは半ばこの環境に順応していた。
他の相手と対話をする余裕や、より新しい快楽を模索する余裕を手に入れ始めていた。

そのため、彼らはまだ交わったことのない相手を求めてやって来た。

3人は押さえ付けられ――責め立てられる。

「やめてください……あ…ぁ……ふあぁああ……感じたくないのに、苗木君が見てるのに……あぁ、やめてぇ。気持ちいい、き……もちいい。苗木君見ないでぇ……」
「舞園ちゃん、オレの気持ちいいだろ? 苗木のよりいいだろ?」
「な、苗木君が一番です……。苗木君のが……一番気持ちいいです……」
「オイコラ……クソ。そんなこと言えなくしてやる!」
「ん……ん…………」
「舞園ぉ……後ろの使わせてもらうぜ」
「あ、そこはまだ苗木君にも…………」
「お、おう……マジか……。あぁやべぇどうすっかな……」
「ぬほぉ……ジェントルマンですなぁ、大和田紋土殿。それなら僕が遠慮なく……」
「て、テメェ……」
「あぁあ、痛い痛いです。ぁあけど……、あぁ、ん……ん……ぅ……」
「くっそ、じゃあ、オレはおっぱいでも舐めさせてもらうぜェ……」
「あぁ……苗木君、見ないでください…………」

舞園はいやがりながらも男たちの肉棒と手を受け入れざるえなかった。
触られれば触られるほど、自分の身体がおかしくなっていくのを感じながら、舞園は苗木に「見ないでほしい」と懇願しながら、喘ぎ続けた。
「苗木君のが一番気持ちいいです」と叫びながらも、抵抗できず、身体をくねらせた。
絶頂するかしないかというところで、ひたすら耐えていた。
他のメンバーと違い、昨晩にも性欲を発散させていたのが効いているのか、それとも他の理由があるのか……舞園は男たちが与える快楽を拒否し続けた。

「舞園さん……! 霧切さん……! やめてよ、みんな!」
「いいからいいから、苗木! こっちはこっちで楽しもうじゃん」
「江ノ島ちゃんの言うとおりだよ。私もこんなの嫌だけど……仕方ないよー」
「お主ら……ん………くぅ……このようなことで、我は悪事に加担してしまうのか……」
「さくらちゃんもほら! 大和田よりは苗木の方がタイプでしょ?」
「……クッ。すまない……苗木…………」
「うわぁ、3人ともやめて……うわぁ……ん、くぅ……」

苗木は舞園や霧切を助けようともがくが、すぐに他の女性たちの身体に溺れていった。
快楽に抗えず、何度も何度も射精してしまう。

「霧切っち……覚悟…………ぐふぅ……」
「来ないで!」
「負けないべ! 負けないべ! たまには俺もいい思いしたいべ!」
「きゃあああああああああああああああああああああああ」

霧切は先ほど痛めつけた葉隠に仕返しとばかりに責め立てられた。
極度の興奮状態にあるためか、それこそゾンビのように葉隠は突進し、霧切を押し倒すことに成功した。
といっても、何が気に食わないのか、霧切はひたすら葉隠を押しのけようとしていたが……。

「白夜様……わ、私達も…………」
「貴様は石丸を押さえていろ……そうしたら後で相手をしてやらないこともない」
「分かりました!」
「やめたまえ。十神君もセレス君も冷静ならば、止めるべきだ」
「うるさい。腐川……やれ……」
「はいぃいいいいい。べろべろべろべろ……こ、こんな感じですか?」
「うわあああああああああああああ。そこはやめてくれぇ……ん…ああ………」
「最初のメンバーで固定されるなんてまっぴらごめんですわ。せめて少しでも見栄えの良い相手にあたる可能性を増やさないと……」

自分にとってマシな相手を増やすため……十神とセレスは画策し始めていた。
彼らは乱交時の選択肢を増やそうとしている。
十神は腐川以外の女子を増やすべく、セレスはCランクくらいにはしてもいいと思っていた苗木を今のうちに乱交の世界に引きずり込もうとしているのだ。
一度性欲が高まってしまえば何も考える余裕が消えるため、比較的頭が冷静な今のうちに、皆を誘導したのである。

そして、二人もこの場の熱気に当てられ始める。

「十神君……」
「どうした、セレス?」
「十神君は容姿端麗ですわね」
「…………ちぃ。そういうことか」
「腐川さんよりはマシだと思いますわ」
「背に腹は代えられん……」
「ひ、ひどいです。白夜様……」

石丸を性的に拘束する腐川に見せつけるように……十神とセレスは絡み合う。

「くぅぅぅぅぅぅ……なんなのよぉ……」

残された腐川は苛立ちを隠しきれず、石丸を嬲るように責めつつ、舞園達に野次を飛ばした。

「この淫乱アイドル……あ、あんたさえ我慢してれば……こんなことにならなかったのよ!」
「や、やめたまえ、そういうことは言うものでは……あああああああ。うあわああああ」
「う、うるさい……このこの……!」

周囲の様子を見ながら、霧切は快楽で真っ白になる頭で必死に今後のことを考えた。
そして、この流れに乗ったうえ自分が最善だと思う行動を取ることにした。

「く……ぅ……あぁ……仕方ない……」
「霧切っち、あきらめたべか……? よし! じゃあ、俺の模擬刀でばりばり感じるべ!」
「……葉隠君。よく分からないと思うけど、もう私、絶頂したわ」
「おぉ?」
「射精したら、他の人の所に行って大丈夫よ」
「マジか。ドライオーガズムってやつだべ?」
「え!? いえ……えぇ、そうみたい」
「一緒にフィニュッシュできなくて申し訳ないべ! もう出すべ!」
「ん…………」

霧切はぎりぎりのところで自我を保った。
そして、葉隠が脱力した瞬間を見計らって立ち上がった。
立ち上がり……苗木の元に歩いていく。

「霧切さん?」
「…………」
「霧切ちゃんも混ざる?」

霧切はこくりと頷きながら……一気に思考を進めた。

こうなったら全員が全員を受け入れるしかない。
さっさと新しい生活を受け入れて、媚薬に慣れるのを速めたほうがマシだと考えた。
いずれ、自浄作用が働くに違いないと……もはや開き直りに近い結論を出した。

それに……。

「苗木君と舞園さんに対する遺恨はここで全部晴らしておくべきね」
「き、霧切さん!?」
「……ん、ぁ……何を言ってるんで……あぁ……ん…やめ……」

霧切は皆を先導していく。

気が付いたら、苗木を女子全員で、舞園を男子全員で押さえ付けていた。
そして、嫌がる2人を皆で責めるように指示を出しつつ、自らも快楽に溺れるように苗木の身体を舐め始めた。
その様子を見て、舞園が懇願した。

「な、苗木君……。あぁ…苗木君は悪くないん……です……離してあげてください……ん……」
「舞園ちゃん、頑張るねぇ……いやぁちょっと申し訳なって来たわ」
「そう言いながらも、桑田っち全然腰を止めないべ」
「今度はオレが尻穴使うぞ……いいなぁ!?」
「ひいいいいいいいいいいいいい。僕は手でさすってもらうだけで我慢します!」
「愚民どもとこのような形で戯れなければならないとは……」
「むぐ……ぅぅ……あぁ……ん……くるし……」
「チッ……落ち目のアイドルなどこのようなものだ。さっさと諦めろ」
「ぅう……アイドル…は……こんな…ことしません……ん……歌でみんなを笑顔に……」
「どちらにせよ、お前はもう終わりだ」
「あぁ……いやぁ……そんな…………いや……いや……!」
「舞園ちゃん、オレ、ファンだったんだ! オレ、今、舞園ちゃんのココのおかげで笑顔だぜ! これがあればアイドルだ!」
「……そ、そんな……最低な……こと急に…言われても……」
「喋るな」
「むぐぅ……ぅぅ………」

膣を桑田が、アナルを大和田が、咥内を十神のペニスが蹂躙する。
抵抗しようとした両手は山田と葉隠に取り押さえられ、彼らのペニスをしごかされていた。

ただ……それでも、男たちの中心にいる舞園は必死に快楽に抗っている。
だから、苗木はこう叫んだ。

「ま、舞園さん……せめて見ないから、絶対見ないからね!」
「あら、まだまだ余裕がありそうですわね」
「そうかな? 苗木……こう見えてエロそうじゃん? もう少しであっさり負けを認めるんじゃない?」

女性陣があざ笑う。
だから、苗木は強がった。
股間を固くし続けながら、強がった。

「そんなことないよ!」
「えー苗木ー、説得力ないよー」
「苗木……ここは気持ちよいか?」
「大神さん、苗木君の弱いところはここよ」
「霧切さん!? ああ、うわあああああああああああ」

少し前まで、一緒に耽っていた霧切は苗木の弱い部分をあっさりと責めたてていく。

「あ、うわぁ。あ……ああ………やめ、やめ……」
「じゃあ、私が最初にいただくね!」

そして、その責めに我先にと続くように、江ノ島が勃起した苗木のペニスにまたがった。
何度も何度も江ノ島は苗木の上で腰を振る。
まるでじらすようにして、江ノ島は苗木を弄ぶ。

「私も苗木は気になってたんだ……舞園や霧切ばっかずるいよ…」
「江ノ島さん、やめ、動かないで……」
「どう、苗木? 私の中は……舞園のより気持ちいい?」
「ああああ。そんなこと……」
「ねぇねぇ……ほらほら……」
「あぁあ……言うよ! 言う! 気持ちいいよ!」
「誰より?」
「舞園さんのより気持ちいいいいいいいいいいいいい」

そして、あっさりと苗木は負けた。

「苗木君の浮気者ぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

十神の出した白濁駅で顔を汚しながら、舞園が絶叫する。
そんな、舞園の必死な様子に、苗木は罪悪感とともに場違いな嬉しさを感じた。

「舞園さん、ごめん……ん……舞園さんの気持ちは本当に……嬉しいよ……うれしい…ぅ…ん……」

しかし、それでも舞園はポロポロと涙をこぼしながら、未だに快楽に耐えていた。

「アイドル……じゃなくなったら……私には苗木君しか残ってないのに……ぁ…う…ああああ。くぅ……」

そんな様子を見て、霧切が皆に聞こえるようにこう告げた。

「舞園さんも……そんなに頑張れるなら……昨日頑張ればよかったのよ……」
「わ、悪いのは全部くろむぐぅ――」
「――苗木君もそう言ってるわ」

苗木の言葉を遮りながら、霧切が言葉を紡いでいく。

「な、苗木君……そんな…………そんなこと言わないで……ぁぁ……私のせいじゃないって言ってくれてたのに……」

舞園が狂ったように泣きじゃくり始める。

「ま、舞園さん……」
「あら、苗木君? 舞園さんのあの姿はそんなに魅力的ですか?」
「え?」
「どんどん固くなっているようですわよ」

いつの間にか、江ノ島と交代し、苗木のペニスを使っていたセレスが喋り始める。

「……けっこうな趣味をお持ちですわね」
「そ、そんな……本当に……。いや……違うよ……」
「それじゃあ……つまりこういうことですね?」

セレスは舞園に向かって声をかけた。

「舞園さん? あなたの苗木君はあなたのものより私達のものの方が気持ちいいみたいですわよ」

わざわざ聞こえるように言ってやった。

「苗木君苗木君苗木君苗木君苗木君苗木君苗木君苗木君苗木君苗木君苗木君苗木君苗木君苗木君苗木君苗木君……」
「ひぃ……なんかやばいべ」
「お、おう……」

泣き続けながら、感じ続けながら、舞園は苗木の名前を連呼し始める。
不思議なことに絶頂せず、血走った目で苗木の方を見ている。

男子たちはドン引きした。

しかし……。

「それでも腰は止まらんべ……」
「そうですなぁ……」

と、彼らは性欲を抑えきれず、それでも腰を振り続けた。

「てか、そんなに我慢できるなら、最初から我慢しておけよ! いい加減にしろ。オラ」

それどころが、ついに引くだけじゃなくて……キレだす者が現れた。
そして、その怒声を皮切りに男子たちは舞園をなじりながら、穴という穴を犯しつくす。

「ああぁっぁぁ……んんんんんっんんんんんんんっんんんんんんんんん……」

舞園は必死に口を閉じながら、絶頂を回避し続けた。
その様子には鬼気迫るものがあった。
最後の砦を守るような感じ……。

「舞園さん……」

そうすると、逆に苗木の方が申し訳ない気分になった。
舞園さんももう気にせず、気持ちよくなればいいのにと思い始めたのだ。
苗木の頭の中で「かわいそう」「助けなきゃ」という概念が先ほどまでと変わっていた。

そんな二名の様子を見ながら、霧切が呟いた。

「…………もしかして」

すると、ふと何かに気づいた霧切が苗木の顔を掴んで、無理矢理、舞園の方へと向けた。

「え、霧切さん?」
「苗木君……よく見てあげて」
「ダメだよ、霧切さん……」
「舞園さん! 苗木君よ! 今、あなたを見ているわ」

そして、その事実を霧切は叫んだ。

「そんな……だめぇ……」
「うおぉ……締め付けがよくなったっ……ぅ…………」

すると、舞園がひときわ大きく身を震わし、桑田が驚いた。
その様子を見て、霧切は「やっぱりね……」と言いながら、苗木に向かって耳打ちした。
その言葉を聞いて、苗木は「はぁ?」という顔で聞き返す。

「……え? ……本当?」

苗木は舞園の姿を思わずまじまじと見つめてしまう。

「苗木君、みないで、みないでください! お願いします!」

舞園がいやいやと子どものように首を振っている。
だから、苗木は半信半疑で自分の思いを口にする。

「舞園さん…………」
「やめてぇ、言わないで…………」
「えっと……たぶん君が思ってることと違うよ……」
「ん……ぁ……どういうことですか?」
「あのね……舞園さん…………キミのどんな姿を見ても、ボクは幻滅しないし……
 ボクの中ではアイドルのままだよ。キミはずっと僕の憧れのアイドルだよ。
 もし、万が一アイドルじゃなくなっても……舞園さんは魅力的な女の子のままだし……。
 ……それにね、舞園さん。もし舞園さんの中でボクが一番じゃなくなっても……
 ボクはまた舞園さんの一番になれるように頑張るから……」
「……ぁ。……あああああああああああぁぁぁぁぁぁぁっぁああああああ」
「ま、舞園さん?」
「……………………………………………………………………………………」

舞園は雷にでも打たれたかのように体を止めた。
まるで全ての快楽を忘れたみたいに……。

「………………………はぁ。はぁ」

しかし、苗木の視線を受け続けるうちに、段々と息遣いを荒くしていく。
そして……次の瞬間に舞園はひときわ大きな声で叫んだ。

「苗木君、みてぇええええええ、私を見てえええええええええええ」

そうして、一気に絶頂する。
短時間のうちに、何度も何度も絶頂した。

「気持ちいいぃぃぃぃ、苗木君が見てるのに気持ちいいですぅぅぅぅぅう。
 むしろぉ……苗木君が見てるから気持ちいいいいいぁあ、さ、最高ですぅ!
 やっぱりぃいいいい、やっぱり、苗木君が一番気持ちいいいいい。
 私の一番は苗木君ですうううううううううううううううううううう。
 ああああ、苗木君苗木君苗木君……見てて、苗木君私おかしくなっちゃうからああ。
 だから見て! その真っ直ぐで前向きな目で私を見つめてぇえええええええ」

舞園は狂わんばかりに体をのけぞらし、その股の間から愛液を流し続ける。
桑田が出した精液を押し流さんばかりに愛液を流し続ける。

「わ、私、アイドルですから。みんなのものなんです。だけど、普通の女の子としての私は苗木君のものです! それじゃだめですかぁ……!?」

右手、左手、アナルで男たちの精液を受け止めながらも、舞園は苗木にそう問いかけた。

だけど、苗木は興奮し、そして何故か感動していた。
他人の白濁液を受けて、よがる舞園の姿を見ているのに、苗木は感じたことのない不思議な独占欲を覚えた。

「舞園さん……我慢しなくていいよ…………舞園さんが他の人に絶頂させられた数だけ、ボクが後で舞園さんを絶頂させてあげるから……」

「あぁ……ああああぁぁぁぁぁ、嬉しいいいいいいいいいいいいいいい」

舞園は今まで我慢してきた分、激しく腰を振り始めた。
萎えていた桑田のモノを一気に勃たせて、しごきあげた。

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
「あははは、桑田君。なさけなぁい……これで苗木君よりすごいって言ってたんですかぁ」
「うぉ……ぉぉぉ………ほぁ……」

そして再び射精させた。
舞園は他の男子にも積極的に絡んでいく。

「私、みんなのアイドルです。みんなを笑顔にする愛玩用のアイドルですぅ……どんどん使ってくださいねぇ……」

先ほどまでの態度が嘘のように、舞園さんは快楽を受け入れ始めた。
積極的に、他の人の竿や玉をしごいていく。
笑いながら、なぶるようにして……弄んだ。

「十神君も……さっき何か言いましたよね……? 落ち目のアイドルがどうだって……」
「ぐぅ……うぉ……バカな……」
「御曹司なのに……情けないです、ね!」
「ぐぅ……くぅ……はぁはぁ……」

舞園は男たちを絶頂させながら、自らも何度も絶頂した。
その絶頂の嵐の中で、舞園は叫んだ。

「苗木君……苗木君…………一番は苗木君だって私知ってますからッ!」

◇◇◇

その後、空気に突き動かされるまま、皆の動きが活発化していった
相手を取り換え、攻め手と受け手を取り換え……ばらばらに犯し合う。
欲望に負けても……愛や恋といった概念は残るのだと彼らは知った。
そして、知ってしまったため、相手の選択に使うこだわりが一気に減ったのだ。
何時間も何時間も……朝摂取した分の媚薬の効果が薄れるまで、彼らはぐちゃぐちゃになって交じり合った。

……その日の最後の相手に、苗木は舞園を選んだ。

「苗木君……46回ですよぉ……」
「……何が46回なの舞園さん?」
「苗木君以外の人の手で絶頂させられた回数です」
「……すごいね。舞園さん……頑張ったね……」
「50回はしてくれないと怒りますよぉ」
「頑張るよ、舞園さん……んちゅ、ちゅぱ……」
「はぁん……苗木君が上書きしてくれますぅぅ……ぁ、んむ」
「やっぱり、舞園さんのナカが一番気持ちいいかも……」
「苗木君はぁ……浮気者ですからぁ……信じませぇん…ぁ……ん…」
「あはは、舞園さんは……一途ですごいよ……ちゅぅ」
「ァ……ン……私、苗木君のこと中学校のときから見てましたから……」
「……けど、単なる友達だったよね?」
「……本当にいじわるです。……苗木君。……ぁ…んちゅ……アイドルだから声をかけられなかったことくらい察してくださいよぉ。
 こ…んン……な……とこ……あぁ……じゃなかったら…ぁぁあ……諦めないといけない恋だったんですよぉ……あ…あ…あぁん………あぁ」
「……じゃあ、こんなことをした黒幕に感謝してもいいかもね!」
「そ……そう……ですね……ん、あああああああああああああああ」
「あはは、一回目だね」
「ひゃい……そうれしゅね……まじゃ、あろ、よんじゅうきゅうかいでしゅ……」
「呂律が回ってないのもかわいいよ。舞園さん……あぁむ……」
「んん、んあぁあぁぁぁああ……らめぇ……ぇぇええ……」
「もう2回目……? 大丈夫? はやすぎない?」

苗木は少し手を休めてやる。

「……あ、はあぁはぁはぁ……な、苗木君がいけないんです。苗木君が一番気持ちいいから……」
「嬉しいよ。舞園さん……舞園さんが他の人の手で気持ち良くなるたびにもっと気持ちよくさせてあげるよ……舞園さんの一番であり続けるよ」
「はい……お願いします。毎日…毎日…塗り替えてください。上書きしてください……」
「うん!」
「あぁあ、またぁ……苗木君が入ってくる……苗木君のおちんちん気持ちいいよぉ」
「……う。くぅ……舞園さん、気持ちいい?」
「アァ…にゃえぎくんのぉ、にゃえぎくんのおちんちん……きもちいい…ん…ぁぁ、あぁ……」
「良かった……ボク頑張るよ……」
「ひゃい、おねがしましゅ……おねがいしましゅ……にゃえぎくん……」
「うん!」
「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああぅあああっあああ――――――」

◇◇◇
睡眠欲が増加するにつれて、お気に入りの相手を部屋に連れ帰る者が出始める。
そのため、大浴場前から人が減っていったが、苗木と舞園だけはそのままその場で性交を続ける。

やがて、舞園が50回目の絶頂に達すると初めて苗木は言った。

「舞園さん……まだ……ボクの…………おちんちんは満足してないんだ。舞園さんの部屋に行ってもいい?」
「…………ひゃい。もちろんれしゅ…なえぎくんのおちんちんはいくらでもほしいです」

そして、苗木はそのまま舞園を部屋へと連れ帰った。

その日から、舞園は毎日苗木以外の相手と交わった数を数えて、夜になると苗木の部屋で清算するという行動に出るようになった。
昼間も一緒に行動を共にすることが多く、2人で誰かを仲良く一緒に責めることもあった。

「アイドル活動行ってきますぅ~みんなを笑顔にしてきます~」
「うん、行ってらっしゃい」
「夜になったら、苗木君の部屋で待ってますから!」
「うん」

段々とこの生活に順応し、性欲と愛情は別だと認識するようになった。
むしろ、愛情があるからこそ、本命の人とするセックスは他の人とするセックスより気持ちが良いのだと逆説的に考えるようになった。

◇◇◇

「ハァ…ハァ…ぁ。苗木君苗木君……苗木君の匂い気持ちいい……ハァ……ん…ぁ……ん…」

夜時間が始まる頃には舞園は苗木の部屋の中で待機している。
苗木の帰りが遅いときは、ひたすら自分で自分を慰めていた。

「苗木君遅いです……ひどいです。こんなに待たせるなんて。私……もうこんなに濡れてるんですよ。はやくはやく……」

ほんの数十分前まで、他の男のものを咥えていたため、物足りなさを感じつつ……苗木のベッドシーツにくるまりながら、ひたすら自分の秘部を弄り、耐えていた。

「舞園さん……かわいいよ…………舞園さん…………」

苗木はそんな舞園の様子をシャワールームに隠れて、観察していた。

舞園が健気に耐える姿を見続ける。
舞園が狂ったように自分の陰部、胸、臀部をいじくり続ける姿を眺めながら、自分もまた自慰に耽っている。

今すぐ押し倒したくなる気持ちを抑えて、苗木は舞園を試していた。
半ば我慢比べのように……。
舞園が耐えきれなくなって、この部屋を出るのではないかという不安すらおかずにして……苗木は自分の竿をしごく。

しかし、いつも我慢比べで苗木は負ける。

「やっぱり、だめだああああああ。舞園さあああああああん!」
「え? な、苗木君? また隠れて……ぁ…きゃ……ん……あぁぁぁぁ……」
「舞園さん! 舞園さん! 舞園さん! すごいよ! こんなに濡れて! ボクのために用意してくれたんだね!」
「はい……アイドルじゃない…私は……苗木君の助手ですから…………」
「舞園さんキモチイイよ! 最高だよ! 今日は何回!?」
「さ、78回ですぅ。ぁぁ……今日は78回イってしまいました。ぁぁ……はしたなくて…ごめんなさい」
「78回? 確かに多いね……幻滅だよ。んちゅ……ちゅ……」
「あぁ……そんなぁ………苗木君は私のアイドル活動がいやなんですかぁ……? ん…んんっ……」
「そうだよ! がっかりした分だけ回数を増やすよ! 全部で100回の大詰めに挑戦しようよ!」
「あぁ……苗木君はやっぱりいじわるです……ぁ……く…ちゅ」
「嬉しくない? ……やめる? …ちゅ……ぬ…ちゅ…」
「ううん……うれしいです。やっぱり苗木君が私の一番ですううううううううううううう」

あらゆるものが互いの快楽に結び付いた。

◇◇◇

あるとき、舞園が部屋に戻ると、なぜか苗木と霧切が先に交わっていることがあった。

「なえぎく~ん。ただいま~。…………って、霧切さん!?」
「ん……だれか来たみたいね……」
「そうだね…霧切さん…………」
「え……どういうことですか?」
「私も苗木君がはじめてだったのよ……だから……ね?」
「たまには夜、霧切さんもいいかなぁって」
「苗木君の浮気者ぉ……やっぱり浮気者ぉ……!」
「あなたの一番が苗木君でも苗木君の一番があなたとは限らないわ」
「苗木君! どうなんですか?」
「あは……ははは…………」
「苗木君! 私も混ざります! 勝負です。霧切さん!」
「分かったわ。じゃあ、苗木君……あなたは今日寝てるだけね?」
「うん……ぁ……ん……ああああ……らめぇええええええ………」

他のメンバーもある程度固定された組み合わせが出来ているらしい。
色んな部分を互いに見過ぎて、大概のことは許せるカップルというのが他にも誕生したと苗木達は聞いていた。

それで、何人かあぶれていて焦っているという話も聞いた。

「苗木君の独り占めは諦めたんでしょ?」
「これとそれとは話は別です!」
「仲良くしましょう、舞園さん……」
「いーやーでーす」
「ははははは……」
「苗木君がはっきりしないから!」
「うわああああああああああああああああああああああああああ」

たまには変なサプライズもあるが、それなりに楽しく性生活を送っていた。

◇◇◇

ただ、そんな生活を続けているうち、薬の効果が減りはじめ、舞園が冷静に戻るときが出てきた。
しかし、泣きそうになる舞園の姿を見る度に、苗木が頑張り始めるため、思いつめることもなかった。

「こんなことしてたら……私…………」
「仕方ないよ……舞園さん、薬のせいだから!」
「でも…私……こんなんじゃ……あの……苗木君も汚いって思ってますよね?」
「それは違うよ! そんなこと言うと……こうだから!」
「あぁぁ、あぁあぁぁ、苗木君……媚薬の影響が残って……?」
「それは違うよ! 舞園さんがいじらしくてかわいいから仕方ないんだ」
「あああふぁ……ああ…苗木君苗木君…………苗木君のすごいいいいいい。媚薬のせいじゃなかったんです! やっぱり、苗木君のが気持ちいいいィィィィィl。気持ちいいんですぅぅうぅぅ!」

長い間セックスに明け暮れたせいで、薬がなくてもお互いを短時間で絶頂に導くことも造作なかった。


◇◇◇

疲れるだけ疲れたとき、苗木と舞園は寄り添うようにして眠った。

「今日も頑張りましたね……」
「そうだね……」
「もうすぐ……薬の効力は完全に切れそうですね」
「残念なようなそうじゃないような……」
「私の身体……飽きちゃいましたか?」
「ううん……ただなんか夢から覚めたみたいで、ちょっとさびしい。舞園さんと一緒にいれるなんて現実感がなくて……」
「私もです。苗木君……。夢みたいです。苗木君と一緒に安心して眠れる日が来るなんて夢みたいです……」
「そっか……。同じだね……同じ気持ちを抱けるなんて嬉しいよ……」
「はい……」
「ずっと一緒にいようね」
「はい!」


◇◇◇
あるとき、苗木はこうつぶやいた。

「舞園さんのお腹にいる赤ちゃん……ボクのだといいなぁ」
「大丈夫です……。きっと、苗木君の子どもですよ」
「え……?」
「私エスパーですから分かっちゃいました」

――そして、数か月後、薬の影響が完全に消えたころ、舞園が産んだ子どもは……本当に苗木の子どもだった。
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