蘇った巨神


蘇った巨神

DS-V2
ソレグレイユ近海で発見され、秘匿された研究所で解析が進められていたそれの正体は、
時崎空を筆頭としたCreqrat Viorlへ対抗する為の地下組織『ルシフェル』が開発した
対Creqrat Viorl防衛兵器である。

強固な封印を剥がされた下から出現した本来の姿は、人に似せて造られた人造生命体に
特殊な加工の施された装甲をつけたもので、既にこの時点でCreqrat Viorlの用いると思われる兵器を
腕力だけで撃破することが可能であるという計算結果であった。

更に、時崎空星野月美が合同で開発した空間物理基幹情報書換装置によって、
空間上に強力な引力を一時的に発生させ、 それに引かれて『落下』する形で自由に移動することが出来る。
この際、空間に干渉するための力場が、枯れ枝の様な翼の形で背中から可視化する。

また、専用に開発された機械巨槍『ウェーブ・スラッシャー』には、物体に接触した際、
それを構成する物質の固有振動の情報を収集する機能があり、一定以上情報が集まると、
その固有振動と共振し打ち消し合う孤立音波を発生させ、
対象に再度接触した瞬間にその音波により物質を崩壊させることが出来る。

惜しむらくは、これらの機能にエネルギーを使いすぎる為に、地球上に幾つか存在する
電力供給ポイントで補給しながら戦わなければならず、移動範囲や稼働時間が限られることだ。

具体的には、無補給では僅かに半日しか戦えず、移動だけでも最大三日間しか稼働出来ない。
つまり、地球防衛にしか用いることができないので、『防衛兵器』なのだ。
同型のものが五機生み出されており、画像の機体は二機目にあたる。


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最終更新:2022年08月28日 22:43