フォズ級砲撃特化艦


フォズ級砲撃特化艦

戦時量産体制に基づき、第二次文明戦争勃発前後から生産が開始されたソレグレイユの小型艦。
量産に適し、尚且つ戦力として極端な弱体化を避けられる方法の一つとして、
『建造が容易で数を揃えられる小型艦に、強力な一機能だけを付加する』という
『特化艦(Special Militarized Ships=SMS)開発計画』を推し進めていたスクラウディック社によって開発された。

この系列の艦に付加されたのは、中型艦艇数隻にも相当する桁外れの火力であった。
これで数隻から十数隻の艦隊を組み、陸上戦闘の支援及び航空艦隊戦の砲撃を担うことを想定して、
負荷積載量の限界まで武装を搭載している。

その上で、機動的な運用を行う為に小型艦特有の高速巡航性能をある程度維持しているという驚きの性能を誇る。
画像の艦体に武装がないのは、空気抵抗を減らす為に艦内に格納している為だ。

しかし、その不均衡な性能の維持の為に対空砲などの小型の火器は全て省かれており、
また装甲も他の小型艦と比べて恐ろしく薄く、抱えこんだ大量の弾薬と合間って耐久性は皆無に等しい。
一撃至近弾を喰らうだけで爆沈する可能性すらあるという噂から、この艦の装甲が如何に脆いかがよく分かろう。



―性能諸元―


コーエン社製60口径三連装25cm対地砲 4基

コーエン社製可動式単装動力魔法素砲 50基

レウト社製十二連装対地・対空噴進弾回転式発射筒 4基

動力 スクラウディック社製 エイヴァル・ランガトGE-394C推力三連変動式 4基


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最終更新:2022年08月31日 18:40