セレスティアル・ホエール
ジャッジメントデイ後の気候変動に適応した結果、
浮遊・飛行能力を獲得した『鯨』と呼ばれた旧生物の末裔の一つ。
体内に膨大な量の
マナを蓄えることでその体を空に浮かべ、
雲海の間を自在に泳ぐという巨大生物である。
その生息域は空の遥か高み―
ウラノス群が浮かぶのとほぼ同じ高度―にあり、
生涯のほとんどを天上で過ごすため、
天人にとっては見慣れた生き物の一つであるが、
地上に暮らす者達の間では、十数年に一度、目撃したという噂が聞かれる程度の"幻の生物"とされている。
"膨大な量のマナを蓄える"という特性から、長く生きたものは《
霊獣》へと変質しやすく、
いくつかの都市では、そのような個体が率いる群れと"同盟"を組み、
悪魔や他の
魔物の襲撃から互いを守り合うという関係を築いている。
最終更新:2014年05月07日 00:44