反逆者エラミー

era3の頃、ソレグレイユに生まれた少女。
ソレグレイユ脱走の後、ユグドラシルに逃げ込み、現地に潜伏。ソレグレイユの滅亡を狙う。


ソレグレイユ脱走から第二次文明戦争まで


父の死後、約1年の無為な生活を続けたエラミーは、苦渋で狂ってしまう前に、
父が死んだ試作円筒居住地区跡に赴いた。
そこでの葛藤から、父が死ぬ原因を作ったソレグレイユ政府を憎み、ソレグレイユからの脱出を試みた。
その際、ソレグレイユの実験動物に遭遇。


身分証明の必要がない浸水した貧民街に到着し、身を潜める。
その後、淵奈の一角に辿り着くも生き倒れ、とある一家に助けられる。

淵奈で数日を過ごしたある日、第一次文明戦争が勃発。
アルカディオによる淵奈爆撃の惨状を目の当たりにし、エラミーは気を失う。
2日後、淵奈跡地にて目を覚ました彼女は、自分を助けた少女に事のあらましを聞く。
戦争が起きたこと、人が大勢死んだことを知り、ソレグレイユへの晴れることのない憎しみを抱く。

その後、久平で反ソレグレイユ組織『リユニオン』を結成。
久平の民間人から有志を募り久平国防軍、後に介入するユグドラシル軍と共に抗戦。
久平・ユグドラシル連合軍の実質的敗戦により久平は二分され、
以後リユニオンによるソレグレイユ次元科学開発地区への単発的テロ行為が続く。


黄金の20年の間、ソレグレイユやユグドラシルを諜報のため駆け廻る。
その折、彼女はディクティナ・ファリスジャン・ベアードといった者たちとの出逢いを重ねてゆく。
時折政府から追われることもあり、デニーピードネヴァージュ は、追跡を振り切るために偶然行き着いた場所の一つでもあ
る。

第二次文明戦争の数年前、ユグドラシル廃図書館にソレグレイユの母体機関について記した書物があるという噂を聞き、
高官との交渉の末、エラミーが単身侵入。その際持ち帰った本が偶然にも目的の代物であったが……。

黄金の20年の末期、ソレグレイユがユグドラシルとの次の戦争に向け、
次元戦闘機SG-14ダイダロスを開発していたが、設計図を持って元研究員が久平へ亡命。
未だ半レジスタンス状態で局地的反抗を続けていた久平国防軍の手に渡る。

残存勢力の掃討とダイダロスの奪取を目的に現地ソレグレイユ軍が総攻撃を開始、国防軍はこれにより全滅。
リユニオンはこの折、国防軍からの救援要請に応え戦地に赴いていたが、国防軍の全滅により敗走。
リユニオンも相当の損害を被り撤退を開始するが、その際、エラミー他数名がダイダロスを発見。これを使い生還を果たす。


現地ソレグレイユ軍が反抗勢力の掃討を行うという情報を事前に得ていたユグドラシルは、
その日、軍備を整えたユグドラシル軍による久平奪還戦争(後の第二次文明戦争)を起こす。

直後、久平における最大の反ソレグレイユ勢力たるリユニオンとの接触を図り、久平奪還までの共同戦線を敷いた。
久平の地理に詳しいリユニオンはユグドラシル軍を導き、ソレグレイユ軍の意表を突いた奇襲作戦で、次々に勝利を収めていく。

久平の奪還に一先ず成功したリユニオンは、打倒ソレグレイユを誓うエラミーとその他数百人のメンバーで
ユグドラシル軍と共に海を渡りソレグレイユ本土への侵攻を開始、反逆の狼煙を上げる。

開戦から数年、ソレグレイユの生命線とも言える重要な拠出地ニイドウの南、
レゲイピスの静かの湖畔にて第二次文明戦争最大規模の戦闘『レゲイピス会戦』が勃発。
双方激戦を繰り広げる中、エラミー率いるリユニオンは司令部を欺き、加熱炉に侵入。
時限爆弾をセットした彼女達は、ニイドウ基地に忍び込み、その時を待つ。

そして、運命の時。 奇しくも敵巨大兵器撃沈の知らせに司令部が沸き立った瞬間、
ソレグレイユの生命線は爆音とともに断ち切られた。
パニックになった司令部の隙を付き基地のドックにまで入り込んだエラミー達は、
万が一守備隊が敗北したときのためにニイドウ基地に配備、温存されていた最新兵器
‘第4世代型対D2駆逐用決戦兵器Valkyrie [Type-Princess]’を奪取した。

Valkyrieには、亡命したソレグレイユ科学者からD2駆逐兵器の操縦方法の指南を受けたエラミー自身が乗り込み、
度々前線に赴くこととなる。
また、マナで燃料の代替が出来ることが判明したValkyrieには、もはやソレグレイユにあった頃の燃料の不足が改善され、
戦略的優位を内外に知らしめることとなった。

以降、第二次文明戦争での多くの戦闘、戦争終盤におけるPegasusとの激闘により、
エラミーという大きな存在はこの歴史的大戦での一つの鍵となっていく。


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最終更新:2022年08月31日 19:06