対称固定

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---- 目次 #contents() ---- *指の配置 1P側 |>|&sizex(7){◯}||>|CENTER:L3|>|CENTER:(L2)R2|>|CENTER:R3| | |~|~|>|CENTER:L4|>|CENTER:L1|>|CENTER:R1|>|CENTER:R4|  2P側の方は反転して考えてください。L3とかR2とはなんぞ?という方は→[[画像>http://cdn48.atwikiimg.com/otogeshiyouze?cmd=upload&act=open&pageid=34&file=%E6%8C%87%E3%81%AE%E5%90%8D%E5%89%8D.png]] #ref(http://www48.atwiki.jp/otogeshiyouze?cmd=upload&act=open&pageid=32&file=%E3%81%9F%E3%81%A0%E3%81%AE%E5%AF%BE%E7%A7%B0%E5%9B%BA%E5%AE%9A.png)  対称固定という名前は、4鍵を軸にして線対称な手になることから付けられたと思われます。  一つの鍵盤に一つの指が対応しているため、鍵盤のみが降って来ている場合はその対応でのみ打鍵します。つまり、上の図のように必ず、1鍵→L4, 2鍵→L3, 3鍵→L1, 4鍵→R2, 5鍵→R1, 6鍵→R3, 7鍵→R4 で叩きます。  ただし、対称固定は皿に手が届かないので、皿が降ってきたときは[[3:5半固定]]やベチャ押しなどに移行します。つまり、&u(){皿が降って来た時のために、3:5半固定も並行して習得していかなくてはなりません。} **長所 -比較的&u(){指の形が自然}であるため、手に変な力が入らず、&u(){感覚的にも分かりやすい}。力を抜いて手を鍵盤に置いてみると、5鍵の親指以外は勝手に乗ります。 -鍵盤に集中している運指であり、&u(){使える指の数が8本と多く}、結果4鍵をどちらの手でも取れるなど、融通が利く。といっても大半の4鍵は右手人差し指で取ります。 -&u(){''べちゃ押し''に移行しやすい}。3:5半固定に移行する際は、2・3鍵と皿が絡む譜面に対応しやすい。 **短所 -&u(){L4が1鍵に拘束されるので左手が皿から遠い}。だから皿が来たときのために3:5半固定は必修。  やはりこれが最大の弱点です。皿まで遠いということは、3:5半固定に移行するのも、そこから対称固定に戻るのも大変で、精度の高い切り替えが求められます。さらに、使う頻度が高い''押し皿''から対称固定に戻るのが大変です。 -&u(){12鍵トリルが取りにくい}。67トリルも取りにくいのはほとんどの運指で同じですが、12トリルは他の運指より苦手としています。  12鍵トリルは、指に余裕があれば3:5半固定で対処すると良いです。 ---- *もう少し詳細な非皿側の手の話  対称固定の両手がかたどるこの手の形、1048式やドルチェ式でも右手は同じ形になりますが、この形には、二つのタイプがあるようです。上から見たとき、 :&font(red){タイプA}|親指の第一関節が、人差し指の付け根の&bold(){下}にある。 :&font(blue){タイプB}|親指の第一関節が、人差し指の付け根の&bold(){横}にある。  &font(red){タイプA}、&font(blue){タイプB}という呼び方は適当に決めました。ここだけの呼び名です。  &font(red){タイプA}は、1P対称固定の&bold(){右手}に適しています。理由は、4鍵を取っているときに5鍵がとりやすいからです。  &font(blue){タイプB}は、1P対称固定の&bold(){左手}に適しています。理由は、左手はあまり4鍵をとる必要が無いこと、そして、人差し指を左に寄せて2鍵の近くに浮かせておくことで、3:5半固定に移行しやすくなるためです。  このような感じで私は、&bold(){左手は}&font(blue){タイプB}、&bold(){右手は}&font(red){タイプA}を推奨します。 #region(close,←クリック!画像が畳んであります) #ref(http://www48.atwiki.jp/otogeshiyouze?cmd=upload&act=open&pageid=32&file=typeB.png) #ref(http://cdn48.atwikiimg.com/otogeshiyouze/?cmd=upload&act=open&page=%E5%AF%BE%E7%A7%B0%E5%9B%BA%E5%AE%9A&file=typeA.png) #endregion  こうしてしまうと、もはや対称ではありませんね。  ところで、&u(){このままだと左手人差し指での4鍵補助は、左手が相当暇なときしかできません}。私はそれで良いと思いますが、それがいやならば逆サイドでプレイするなりして左手で&font(blue){タイプB}が出来るように練習しましょう。 **&font(blue){タイプB}から&font(red){タイプA}への矯正方法  非皿側の手は&font(red){タイプA}にした方が良いのですが、今までの練習で&font(blue){タイプB}に慣れてしまったため、&font(red){タイプA}に矯正してみようという方がいらっしゃると思います。  その矯正の参考になるように、&font(red){タイプA}の理想の形を詳しく書いていきます。 -''手の平が真下''を向いていて、手の平から鍵盤まで&u(){5cmくらいの隙間がある。} -手に卵を握るような感じの空間が手のひらにある。 -手のひらが内側(4鍵がある方)を向いて、中指薬指が窮屈になったり、人差し指が4鍵に届かなくてピンと伸びてしまうのはダメ -手のひらが下がっているのはダメ(手が潰れてしまってはダメ)。 -''親指の指先が''人差し指と中指の間から見えているような位置で、''親指の外側''(爪の横)(腹ではない)で鍵盤を打つ。 -鍵盤を押す時、親指の第一関節はほとんど曲げ伸ばしをしない。曲げっぱなしか伸ばしっぱなしにする。(?怪しい) -人差し指、中指、薬指は、''指先''が鍵盤に対して上から''垂直近い角度''になるように、指先で上から押す。 -人差し指がピンと伸びて、人差し指の腹で4鍵盤を押すのはダメ。  要するに、親指は手の平の下に無いといけなくて、そのためには手のひらの下にスペースが必要ということです。  &font(blue){タイプB}から&font(red){タイプA}への矯正するときに使える方法として、5cmくらいの物体を5鍵と7鍵の間に立てて手首に当たるようにして、つっかえ棒として置いておくというものがあります。
---- 目次 #contents() ---- *指の配置 1P側 |>|BGCOLOR(#eee):&font(30pt,b,#ff0000){◯}|BGCOLOR(#bbb):|>|BGCOLOR(#ddf):CENTER:&font(b,#ff8800){L3}|>|BGCOLOR(#ddf):CENTER:(&font(b,#ff8800){L2}) &font(b,#8888ff){R2}|>|BGCOLOR(#ddf):CENTER:&font(b,#8888ff){R3}|BGCOLOR(#bbb):| |~|~|>|CENTER:&font(b,#ff8800){L4}|>|CENTER:&font(b,#ff8800){L1}|>|CENTER:&font(b,#8888ff){R1}|>|CENTER:&font(b,#8888ff){R4}|  2P側の方は反転して考えてください。&font(b,#ff8800){L3}とか&font(b,#8888ff){R2}とはなんぞ?という方は→[[画像>http://cdn48.atwikiimg.com/otogeshiyouze?cmd=upload&act=open&pageid=34&file=%E6%8C%87%E3%81%AE%E5%90%8D%E5%89%8D.png]] #ref(http://www48.atwiki.jp/otogeshiyouze?cmd=upload&act=open&pageid=32&file=%E3%81%9F%E3%81%A0%E3%81%AE%E5%AF%BE%E7%A7%B0%E5%9B%BA%E5%AE%9A.png)  &font(b){対称固定}という名前は、4鍵を軸にして線対称な手になることから付けられたと思われます。  &font(u){一つの鍵盤に一つの指が対応している}ため、鍵盤のみが降って来ている場合はその対応でのみ打鍵します。つまり、上の図のように必ず、  1鍵→&font(b,#ff8800){L4}, 2鍵→&font(b,#ff8800){L3}, 3鍵→&font(b,#ff8800){L1},  4鍵→&font(b,#8888ff){R2}, 5鍵→&font(b,#8888ff){R1}, 6鍵→&font(b,#8888ff){R3}, 7鍵→&font(b,#8888ff){R4} で叩きます。  ただし、対称固定は皿に指が届かないので、皿が降ってきたときは&font(b){[[3:5半固定]]}やベチャ押しなどに移行します。つまり、&u(){皿が降って来た時のために、&font(b){3:5半固定}も並行して習得していかなくてはなりません。} **長所 -比較的&u(){指の形が自然}であるため、手に変な力が入らず、&u(){感覚的にも分かりやすい}。力を抜いて手を鍵盤に置いてみると、5鍵の親指以外は勝手に乗ります。 -鍵盤に集中している運指であり、&u(){使える指の数が8本と多く}、結果4鍵をどちらの手でも取れるなど、融通が利く。といっても大半の4鍵は右手人差し指で取ります。 -&u(){''べちゃ押し''に移行しやすい}。&font(b){3:5半固定}に移行する際は、2・3鍵と皿が絡む譜面に対応しやすい。 **短所 -&u(){L4が1鍵に拘束されるので左手が皿から遠い}。だから皿が来たときのために&font(b){3:5半固定}は&font(red){必修}。  やはりこれが最大の弱点です。皿まで遠いということは、3:5半固定に移行するのも、そこから対称固定に戻るのも大変で、精度の高い切り替えが求められます。さらに、使う頻度が高い''押し皿''から対称固定に戻るのが大変です。 -&u(){12鍵トリルが取りにくい}。67トリルも取りにくいのはほとんどの運指で同じですが、12トリルは他の運指より苦手としています。  12鍵トリルは、指に余裕があれば3:5半固定で対処すると良いです。 ---- *もう少し詳細な非皿側の手の話  対称固定の両手がかたどるこの手の形、1048式やドルチェ式でも右手は同じ形になるのですが、この形には、二つのタイプがあるようです。上から見たとき、 :&font(red){タイプA}|親指の第一関節が、人差し指の付け根の&bold(){下}にある。 :&font(blue){タイプB}|親指の第一関節が、人差し指の付け根の&bold(){横}にある。  &font(red){タイプA}、&font(blue){タイプB}という呼び方は適当に決めました。ここだけの呼び名です。  &font(red){タイプA}は、1P対称固定の&bold(){右手}に適しています。理由は、4鍵を取っているときに5鍵がとりやすいからです。  &font(blue){タイプB}は、1P対称固定の&bold(){左手}に適しています。理由は、左手はあまり4鍵をとる必要が無いこと、そして、人差し指を左に寄せて2鍵の近くに浮かせておくことで、3:5半固定に移行しやすくなるためです。  このような感じで私は、&bold(){左手は}&font(blue){タイプB}、&bold(){右手は}&font(red){タイプA}を推奨します。 #region(close,←クリック!画像が畳んであります) #ref(http://www48.atwiki.jp/otogeshiyouze?cmd=upload&act=open&pageid=32&file=typeB.png) #ref(http://cdn48.atwikiimg.com/otogeshiyouze/?cmd=upload&act=open&page=%E5%AF%BE%E7%A7%B0%E5%9B%BA%E5%AE%9A&file=typeA.png) #endregion  こうしてしまうと、もはや対称ではありませんね。  ところで、&u(){このままだと左手人差し指での4鍵補助は、左手が相当暇なときしかできません}。私はそれで良いと思いますが、それがいやならば逆サイドでプレイするなりして左手で&font(blue){タイプB}が出来るように練習しましょう。 **&font(blue){タイプB}から&font(red){タイプA}への矯正方法  非皿側の手は&font(red){タイプA}にした方が良いのですが、今までの練習で&font(blue){タイプB}に慣れてしまったため、&font(red){タイプA}に矯正してみようという方がいらっしゃると思います。  その矯正の参考になるように、&font(red){タイプA}の理想の形を詳しく書いていきます。 -''手の平が真下''を向いていて、手の平から鍵盤まで&u(){5cmくらいの隙間がある。} -手に卵を握るような感じの空間が手のひらにある。 -手のひらが内側(4鍵がある方)を向いて、中指薬指が窮屈になったり、人差し指が4鍵に届かなくてピンと伸びてしまうのはダメ -手のひらが下がっているのはダメ(手が潰れてしまってはダメ)。 -''親指の指先が''人差し指と中指の間から見えているような位置で、''親指の外側''(爪の横)(腹ではない)で鍵盤を打つ。 -鍵盤を押す時、親指の第一関節はほとんど曲げ伸ばしをしない。曲げっぱなしか伸ばしっぱなしにする。(?怪しい) -人差し指、中指、薬指は、''指先''が鍵盤に対して上から''垂直近い角度''になるように、指先で上から押す。 -人差し指がピンと伸びて、人差し指の腹で4鍵盤を押すのはダメ。  要するに、親指は手の平の下に無いといけなくて、そのためには手のひらの下にスペースが必要ということです。  &font(blue){タイプB}から&font(red){タイプA}への矯正するときに使える方法として、5cmくらいの物体を5鍵と7鍵の間に立てて手首に当たるようにして、つっかえ棒として置いておくというものがあります。

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