中聖杯総評(ネタバレありなので未見の方は注意)
▼1次
操作キャラ:やる夫(マスター) サーヴァント:セイバー(由比正雪)
操作キャラ:やる夫(マスター) サーヴァント:セイバー(由比正雪)
初めてやってみた小じゃない規模の聖杯戦争。周辺でやっていたものを参考に、規模としては意図的に段階を落とし、
「型月世界への深い部分への知識」やらが無くても、GM、参加者ともにやりやすい、「世界の骨格に関わりにくい形」に
したのはわざと。
やる側、参加する側ともにハードルの低い形を目指した。
なお、誤解されがちだがシステムの骨子は色んな人が当時使ってたシステムを悪魔合体させたものなので、男爵独自の
システムというわけではない。その後、廃村さんのトコを中心にあちこちを参考にして更に調整をして今に至る。
「型月世界への深い部分への知識」やらが無くても、GM、参加者ともにやりやすい、「世界の骨格に関わりにくい形」に
したのはわざと。
やる側、参加する側ともにハードルの低い形を目指した。
なお、誤解されがちだがシステムの骨子は色んな人が当時使ってたシステムを悪魔合体させたものなので、男爵独自の
システムというわけではない。その後、廃村さんのトコを中心にあちこちを参考にして更に調整をして今に至る。
スタンダードなバランスで行ってみた感じの聖杯戦争。
黒幕の仕込みは、バーサーカー(リジー)の分身体を出して、本物のバーサーカーを引っ込めていたことと、序盤から
同盟者を持っていたことか。
黒幕の仕込みは、バーサーカー(リジー)の分身体を出して、本物のバーサーカーを引っ込めていたことと、序盤から
同盟者を持っていたことか。
セイバー正雪は『扱いづらいサーヴァント』という認識を当時の参加者から受けていたが、今となっては、うん。
なお、プッチ神父は未だに最高峰の黒幕とされている他、セイバーVSアサシンは個人的には未だにお気に入りの一戦。
なお、プッチ神父は未だに最高峰の黒幕とされている他、セイバーVSアサシンは個人的には未だにお気に入りの一戦。
▼2次
操作キャラ:やらない夫(サーヴァント) マスター:空条承太郎
操作キャラ:やらない夫(サーヴァント) マスター:空条承太郎
架空サーヴァントを作り上げて、皆で設定して操作しようという方向を初めてやった回。
男爵スレ看板キャラの一角とされる電磁郎初登場回でもある。
男爵スレ看板キャラの一角とされる電磁郎初登場回でもある。
実はバランス面で結構ミスっていた回だが、中々良い空気吸う連中が多かったり、電磁郎が『何が何でも
目的達成に邁進するキャラ』の片鱗を見せたりで、最終的にはなんとか丸く収まった。
目的達成に邁進するキャラ』の片鱗を見せたりで、最終的にはなんとか丸く収まった。
ベクターさんが獰猛な水棲肉食獣の恐怖に常に晒されて漂白されたり、『最初の魔女』が登場したり。
特に後者は聖杯戦争シリーズの後の方にも繋がってくる部分となっている。
特に後者は聖杯戦争シリーズの後の方にも繋がってくる部分となっている。
▼3次
操作キャラ:ねらう緒(マスター) サーヴァント:セイバー(壬生宗次郎)
操作キャラ:ねらう緒(マスター) サーヴァント:セイバー(壬生宗次郎)
2次から続けて登場の電磁郎がサーヴァントとなり、そして看板キャラの一角と言えるパル緒の初登場回。
魔術師家系に生まれた上で、なんかこう……どうしてこうなったお前。開祖の罪は重い。
魔術師家系に生まれた上で、なんかこう……どうしてこうなったお前。開祖の罪は重い。
実は本筋自体は極めて真っ当に聖杯戦争をしている回。
ランサー陣営を主人公陣営、キャスター陣営をヒロイン陣営と見れば、典型的な聖杯戦争スレとしての
道筋を辿ったとも言えるのだが、操作キャラの関係で常に面白黒人枠にカメラが当たっていた。
ランサー陣営を主人公陣営、キャスター陣営をヒロイン陣営と見れば、典型的な聖杯戦争スレとしての
道筋を辿ったとも言えるのだが、操作キャラの関係で常に面白黒人枠にカメラが当たっていた。
最初は面白黒人枠だったパル緒がああなるとは。誰も当時は思わなかっただろう―――
▼4次
操作キャラ:ねらう緒(マスター) サーヴァント:ランサー(ディルムッド)
操作キャラ:ねらう緒(マスター) サーヴァント:ランサー(ディルムッド)
またの名を電磁郎三部作最終回。
中聖杯シリーズではかなり聖杯の規模が大きな回。そして原作キャラが原作と同じAAで出ている。具体的にはディル。
原作サーヴァント(当時)の中ではややランクが低めであったことから、Fate/Zeroよりかなり霊格ダウンや装備没収などを
受けて、ギリギリ登場という扱い。なんでディルのような高位サーヴァントが呼べたかは作中で理由が語られた。
その後、吹っ切れて「ガワは同じだけど別キャラ」というキャラは色々出るようになった。
中聖杯シリーズではかなり聖杯の規模が大きな回。そして原作キャラが原作と同じAAで出ている。具体的にはディル。
原作サーヴァント(当時)の中ではややランクが低めであったことから、Fate/Zeroよりかなり霊格ダウンや装備没収などを
受けて、ギリギリ登場という扱い。なんでディルのような高位サーヴァントが呼べたかは作中で理由が語られた。
その後、吹っ切れて「ガワは同じだけど別キャラ」というキャラは色々出るようになった。
ともあれ、男爵が土下座して調整のために後付で聖杯大戦にしてもらった回。
赤セイバーことヴィテゲさんがあまりにもあまりな速度で脱落し、盤面がしっちゃかめっちゃかになり、明確な敵が
必要となったことが大きい。
一応赤セイバーが落ちた後に黒幕としてQBが出てくる素案はあったのだが、素案状態で出てきてもフクロにされて
終わりだったため。
赤セイバーことヴィテゲさんがあまりにもあまりな速度で脱落し、盤面がしっちゃかめっちゃかになり、明確な敵が
必要となったことが大きい。
一応赤セイバーが落ちた後に黒幕としてQBが出てくる素案はあったのだが、素案状態で出てきてもフクロにされて
終わりだったため。
結果として出てきた、QB率いる黒の陣営7騎。赤の陣営はセイバーが元々QB側、そしてキャスター(単独行動持ち)
である電磁郎もそっち側だったため、戦力比は個々の性能含めて圧倒的だった筈なのだが―――
オクレ兄さんという「テストラン生存率0%の、実質シナリオギミックのような立場だった人」が大暴れしたり、
キャスター電磁郎がクリティカル出して暗殺妨害したり、1%を下回る可能性で聖杯奪って単独で動き出したり。
である電磁郎もそっち側だったため、戦力比は個々の性能含めて圧倒的だった筈なのだが―――
オクレ兄さんという「テストラン生存率0%の、実質シナリオギミックのような立場だった人」が大暴れしたり、
キャスター電磁郎がクリティカル出して暗殺妨害したり、1%を下回る可能性で聖杯奪って単独で動き出したり。
あらゆる意味で最後まで激動の盤面の末、電磁郎はお助けキャラとしての役割を全うしてからラスボスにクラスチェンジし、
主人公の前に立ち塞がった。何だお前。
そのラストバトル(もはやQBは前座)と、その顛末、そしてアサシンとディルの別れ含めて、かなり綺麗に描けたと思う回。
また、グラハムとの友情が、今度はパル緒の三部作に影響してくる事になる。
主人公の前に立ち塞がった。何だお前。
そのラストバトル(もはやQBは前座)と、その顛末、そしてアサシンとディルの別れ含めて、かなり綺麗に描けたと思う回。
また、グラハムとの友情が、今度はパル緒の三部作に影響してくる事になる。
▼5次(パラレルライン)
操作キャラ:グラハム・スペクター(マスター) サーヴァント:ファーマー(明智光秀を討ち取った農民)
操作キャラ:グラハム・スペクター(マスター) サーヴァント:ファーマー(明智光秀を討ち取った農民)
当時、エイワスさん主導で行われた、パラレルラインと呼ばれる『マスター、サーヴァントを主人公陣営除いて
統一し、多くのスレ主に配布して、各々で回してその特色とか見ようぜ!』系の企画。
これがあったから後のデータパック配布があったとも言う。
統一し、多くのスレ主に配布して、各々で回してその特色とか見ようぜ!』系の企画。
これがあったから後のデータパック配布があったとも言う。
男爵はちょっと変則的に、4次からの続きという形で、4次において心残りがあったグラハムがそれを
叶えるために参加したという形で、空き枠には後々まで猛威を振るう『摩』こと壇狩摩が入った。
―――摩によるTASが始まった。
叶えるために参加したという形で、空き枠には後々まで猛威を振るう『摩』こと壇狩摩が入った。
―――摩によるTASが始まった。
元がパラレルラインという企画故に、中聖杯ではなく規模的には大聖杯クラス。
そこにおいて起きた現象は、もうなんというか、ひどい。
裏ボス出現から討伐までの最適解ルートを狩摩がTASってた。あとこころちゃんが徹頭徹尾良い空気吸いながら、
1シナリオ4クリティカルとかいう未だに破られない悪夢のようなダイス運を見せていた。
そこにおいて起きた現象は、もうなんというか、ひどい。
裏ボス出現から討伐までの最適解ルートを狩摩がTASってた。あとこころちゃんが徹頭徹尾良い空気吸いながら、
1シナリオ4クリティカルとかいう未だに破られない悪夢のようなダイス運を見せていた。
最終的に多くの陣営が残った上で、談合や納得のための決闘、こころちゃんによる乱数調整などを経て終戦。
男爵スレ聖杯戦争時空における大きな役目を占める『神祇省』の原形はこの頃生まれた。
男爵スレ聖杯戦争時空における大きな役目を占める『神祇省』の原形はこの頃生まれた。
▼6次
操作キャラ:ラクス・クライン サーヴァント:ミーディアム(無銘の古代エジプト神官)
操作キャラ:ラクス・クライン サーヴァント:ミーディアム(無銘の古代エジプト神官)
未だにパラレルラインを抜けば最強主人公陣営と呼ばれるミディ天子の回。恋する乙女最強説。
また、『真・選ばれし馬鹿』として未だに名の残るむぎのん&お梅さんやら、ジェヴォたん初登場やら。
色々と濃いイベントの多かった回。……濃いイベントの少なかった回の方が少ない? カモネ。
また、『真・選ばれし馬鹿』として未だに名の残るむぎのん&お梅さんやら、ジェヴォたん初登場やら。
色々と濃いイベントの多かった回。……濃いイベントの少なかった回の方が少ない? カモネ。
ともあれ、聖杯戦争の監督役であったフェイスレスが真の黒幕とかいう、ある意味今更Fate原作リスペクトのような
配置にした結果、監督役の立場を利用して討伐令の為に参加者を招集したら、本人が殴り込みに来てダメージ
レースで凄まじい事されたり、寝不足で機嫌の悪いむぎのんがハイオク持って焼き討ちに来たり……。
配置にした結果、監督役の立場を利用して討伐令の為に参加者を招集したら、本人が殴り込みに来てダメージ
レースで凄まじい事されたり、寝不足で機嫌の悪いむぎのんがハイオク持って焼き討ちに来たり……。
この辺りで、『いくら主人公陣営でも勝ちすぎていれば、そりゃ囲んで殴られるわ』という認識が浸透し始めた
ような、そうでないような。当時はかなりネガティブな意見も出たが、圧倒的に戦力を残しすぎた主人公陣営が、
多陣営同盟と決戦し―――恋する乙女のゴリ押しで強引に勝った。未だに恋する乙女は強いと言われる所以である。
ような、そうでないような。当時はかなりネガティブな意見も出たが、圧倒的に戦力を残しすぎた主人公陣営が、
多陣営同盟と決戦し―――恋する乙女のゴリ押しで強引に勝った。未だに恋する乙女は強いと言われる所以である。
最終的に「食べる」「殴る」だけで聖杯戦争していたランサー陣営が、その行動パターンで何故か余力を
残していたので、談合で手打ち。奇跡的な手札の噛み合いっぷりから、針の穴に糸を通すようなハッピーエンドに
ダンクされた回といえるかもしれない。
残していたので、談合で手打ち。奇跡的な手札の噛み合いっぷりから、針の穴に糸を通すようなハッピーエンドに
ダンクされた回といえるかもしれない。
▼7次
操作キャラ:サー・カズト(セイバー) マスター:マリアさん
操作キャラ:サー・カズト(セイバー) マスター:マリアさん
…………悪夢のようなダイス運に悩まされた回。女神は敵ではないが味方でもないと、参加者とスレ主の骨髄に
叩き込まれた回とも言える。
およそ4万分の1での主人公陣営ほぼ即死から、令呪ペナで巻き戻し復活。そしてまた奇跡的な確率を越えての敗戦。
二度目の敗戦後のスレの雰囲気は、ネガが出るどころか通夜だった。
叩き込まれた回とも言える。
およそ4万分の1での主人公陣営ほぼ即死から、令呪ペナで巻き戻し復活。そしてまた奇跡的な確率を越えての敗戦。
二度目の敗戦後のスレの雰囲気は、ネガが出るどころか通夜だった。
「NPCがPCの都合のいいように行動するといいですね」が浸透し始めたのもこの辺からか。
各々目的があって参加しているんだから、殴る時は殴ってくる。それにしてもあまりにも酷い運勢だったが。
各々目的があって参加しているんだから、殴る時は殴ってくる。それにしてもあまりにも酷い運勢だったが。
紆余曲折を経て、最終的に主人公陣営の運は悪いままだったが、なんとか悪性と言える陣営を落としきって、
聖杯戦争は無事に終結へ。
データ的な難易度では低い部類の聖杯戦争だっただけに、「リアルラック」がどれだけ重要か、参加者とスレ主に
徹底的に教え込んでくれた回だった。
聖杯戦争は無事に終結へ。
データ的な難易度では低い部類の聖杯戦争だっただけに、「リアルラック」がどれだけ重要か、参加者とスレ主に
徹底的に教え込んでくれた回だった。
▼8次
操作キャラ:ハザマ サーヴァント:ランサー(ヴラド2世)
操作キャラ:ハザマ サーヴァント:ランサー(ヴラド2世)
1次にて悪性マスターとして登場していたハザマさん、巫女による再教育を経てまさかの再登場。
今となっては男爵スレ聖杯戦争時空において、ある意味では本人たちの物語に区切りがついた
パル緒や電磁郎以上の看板ポジを持っているハザマさんの覚醒回である。
今となっては男爵スレ聖杯戦争時空において、ある意味では本人たちの物語に区切りがついた
パル緒や電磁郎以上の看板ポジを持っているハザマさんの覚醒回である。
また、当初の設定では「いけ好かない強敵」のようなポジションになる筈だったくらなくんや、
鎮守府という組織と艦娘の登場、アヤヤーチャーこと張任さん、さやナイちゃん、N1含め、
未だに8次メンバーの付き合いは深く、男爵スレ中聖杯時空におけるある意味での中核メンバーである。
生存メンバーで唯一戦後の付き合いの少ないデクくんも、蒼と黄の両陣営のセイバーの戦いという、
この聖杯戦争でのベストバウトを見て、その影響を大きく受けた。
鎮守府という組織と艦娘の登場、アヤヤーチャーこと張任さん、さやナイちゃん、N1含め、
未だに8次メンバーの付き合いは深く、男爵スレ中聖杯時空におけるある意味での中核メンバーである。
生存メンバーで唯一戦後の付き合いの少ないデクくんも、蒼と黄の両陣営のセイバーの戦いという、
この聖杯戦争でのベストバウトを見て、その影響を大きく受けた。
男爵スレ聖杯戦争における、ある種のターニングポイントというか、軸となるメンバーが前述の通り
多く出ている回。
また、実質的なラスボスを努めた張角さんは、黒幕四天王という評価においてはプッチ神父の次くらいの
位置に据えられる事が多い。
っていうか……相手が悪すぎたのによくやった説すらある。
ベイ、ハザマ、くらなくん、さやかちゃん、その他諸々を相手にしてよく頑張ったよ………。
多く出ている回。
また、実質的なラスボスを努めた張角さんは、黒幕四天王という評価においてはプッチ神父の次くらいの
位置に据えられる事が多い。
っていうか……相手が悪すぎたのによくやった説すらある。
ベイ、ハザマ、くらなくん、さやかちゃん、その他諸々を相手にしてよく頑張ったよ………。
くらなくんが付けた「ライバル権:100点」が後の布石になるとは。
男爵もスレ民も、全く思っていなかったであろう―――
男爵もスレ民も、全く思っていなかったであろう―――
▼9次
操作キャラ:バング殿 サーヴァント:キャスター(ギョーム・ド・マショー)
操作キャラ:バング殿 サーヴァント:キャスター(ギョーム・ド・マショー)
8次とは別方向で、多くのキャラが作中で仲良くやってた回。後半に共通の敵としてハッチこと陽蜂が出てきた事が
大きいだろう。
なお、だいたい男爵は黒幕というかボス陣営には強力なスキル・能力を設定し、それのメタになる能力を
主人公陣営に持たせているのだが。
そういうのお構いなしに母ライオンがごく低確率を通して、超強スキルの上から強引に殴り倒した。
大きいだろう。
なお、だいたい男爵は黒幕というかボス陣営には強力なスキル・能力を設定し、それのメタになる能力を
主人公陣営に持たせているのだが。
そういうのお構いなしに母ライオンがごく低確率を通して、超強スキルの上から強引に殴り倒した。
結果としてリソースと戦力余りを起こした各陣営が、互いにルールや妥協点を相談して、夕焼けの河原での
殴り合いばりにクリーンなトーナメントで雌雄を決する事となった回。
中聖杯シリーズ屈指の名勝負発生機こと、ハサン・ザ・アサシンの登場もこの回。
初手で全陣営に自分の詳細情報をプレゼントしつつ、その後にアーチャーから借りた宝具でしっかりと
切り札確保しておいて、それでランサー倒すとかお前なんなんだ。
殴り合いばりにクリーンなトーナメントで雌雄を決する事となった回。
中聖杯シリーズ屈指の名勝負発生機こと、ハサン・ザ・アサシンの登場もこの回。
初手で全陣営に自分の詳細情報をプレゼントしつつ、その後にアーチャーから借りた宝具でしっかりと
切り札確保しておいて、それでランサー倒すとかお前なんなんだ。
さて、Fateとはサーヴァントとの別れが主題の物語とも言うが。
ハサンの消滅シーンは、未だに歴代でもかなり上手く描けたシーンだったのではないかと思う。
ハサンの消滅シーンは、未だに歴代でもかなり上手く描けたシーンだったのではないかと思う。
▼10次
操作キャラ:蓮ちゃんさん サーヴァント:アサシン(リジー・ボーデン)
操作キャラ:蓮ちゃんさん サーヴァント:アサシン(リジー・ボーデン)
第一次中聖杯のボスのサーヴァントが、まさかのプレイアブル化。
そしてプロット修復の匠ガウルンの匠の技が光るが、それはそれとして兄様が暴虐を働いていた。
未亡人可哀想。
そしてプロット修復の匠ガウルンの匠の技が光るが、それはそれとして兄様が暴虐を働いていた。
未亡人可哀想。
色々とダイス目がぶっ壊れて居た回であり、セイバーのマスターだったBBちゃんが絹ごし豆腐のようなメンタルで
優秀さを遺憾なく発揮しながらゲロ吐いて助けを求めてくるわ、兄様こと凶月刑士郎は最初から最後まで
酷いダイス目を出し続けるわ。
優秀さを遺憾なく発揮しながらゲロ吐いて助けを求めてくるわ、兄様こと凶月刑士郎は最初から最後まで
酷いダイス目を出し続けるわ。
しかし結果として、終盤までアサシンの能力を隠匿し、多くの陣営と友誼を結び、リソースを温存し続けた
蓮ちゃんさんが、なんとかガウルンとバーサーカーを撃破。
もはや勝つ気が無かったライダーは最後の令呪で部下召喚してスキヤキを食って宴会して帰った。
蓮ちゃんさんとBBちゃんを筆頭に、また動かしてみたいキャラの多かった聖杯戦争。他の回も大なり小なり
そういうキャラは居るのだが、この回は特に多かった。
蓮ちゃんさんが、なんとかガウルンとバーサーカーを撃破。
もはや勝つ気が無かったライダーは最後の令呪で部下召喚してスキヤキを食って宴会して帰った。
蓮ちゃんさんとBBちゃんを筆頭に、また動かしてみたいキャラの多かった聖杯戦争。他の回も大なり小なり
そういうキャラは居るのだが、この回は特に多かった。
でも兄様はもうちょっと自重してください。
▼11次
操作キャラ:くらなくん→幽雫宗冬
操作キャラ:くらなくん→幽雫宗冬
ワンダープロジェクトやら頑張れ宗冬くん2号やら言われていたら、男爵スレ史上未だ最高風速と言われる
結果を巻き起こした、彼岸島聖杯戦争遁甲陣。
休職入る前、最盛期の男爵の特に調子良かった頃の聖杯戦争である。
結果を巻き起こした、彼岸島聖杯戦争遁甲陣。
休職入る前、最盛期の男爵の特に調子良かった頃の聖杯戦争である。
今やFGOでは呑兵衛となっている荊軻さんだが、男爵スレでの初登場時にはまだFGOが出ていなかったため、
中聖杯時空においては男性。4次において黒の陣営のアサシンとして、汚染された状態でQBに使役されていた
彼が、今度はもう完璧に彼岸島に染まったり……。
中聖杯時空においては男性。4次において黒の陣営のアサシンとして、汚染された状態でQBに使役されていた
彼が、今度はもう完璧に彼岸島に染まったり……。
途中で出した聖杯大戦『夢の陣営』の為の布石が、スレ主やってる側が「なにこれキモい」と思うほどに
ビタリとハマったり、そこからハザマ参戦、偽メアリの覚醒、大魔王劇辛の大暴走含めて見所満載。
ぶっちゃけ簡単に纏めろって言われても無理なので、「彼岸島聖杯戦争遁甲陣」で一括りに。
ビタリとハマったり、そこからハザマ参戦、偽メアリの覚醒、大魔王劇辛の大暴走含めて見所満載。
ぶっちゃけ簡単に纏めろって言われても無理なので、「彼岸島聖杯戦争遁甲陣」で一括りに。
聖杯戦争シリーズにおいては、パル緒最終章と並び、男爵的には一番楽しかった回のひとつ。
▼12次
操作キャラ:トバルカイン・アルハンブラ サーヴァント:ウルーチャー
操作キャラ:トバルカイン・アルハンブラ サーヴァント:ウルーチャー
ちょっと中聖杯戦争全体がインフレ気味だったことや使用AAの偏りなどを鑑みて、規模は小さく、かつ一部作品の
AAを出禁にしてみたチャレンジ的な回。
結果的に、良い空気吸うやつはどっかから生えてくるのが芸風なのだなぁということを自覚に至る。
AAを出禁にしてみたチャレンジ的な回。
結果的に、良い空気吸うやつはどっかから生えてくるのが芸風なのだなぁということを自覚に至る。
全体的にキツい展開・盤面の中で、ふわっとブレないウルーチャーが清涼剤だったり、トマトがいい空気を過剰摂取
したり。最終的に、令呪12画を吸った令呪スポンジになりながら、ウルーチャーを擁する伊達男がなんとか勝利と
言える形になり、ウルーチャーは納得して消滅。
したり。最終的に、令呪12画を吸った令呪スポンジになりながら、ウルーチャーを擁する伊達男がなんとか勝利と
言える形になり、ウルーチャーは納得して消滅。
以後、今次含めて3回登場する男爵スレきってのフワフワ感と、「もはや死後のロスタイムなので何が起きても
自分は楽しい」という嫌な悟りを開いた自己完結型生物の誕生だった。
ゾンビ化されて使役されようが、聖杯戦争殺人事件だろうが、何が起きても人生楽しい。
楽しむというのは大事だが、誰がそこまでやれと言った。
自分は楽しい」という嫌な悟りを開いた自己完結型生物の誕生だった。
ゾンビ化されて使役されようが、聖杯戦争殺人事件だろうが、何が起きても人生楽しい。
楽しむというのは大事だが、誰がそこまでやれと言った。
▼13次
操作キャラ:ねらう緒 サーヴァント:J・P・アリエット(フォーチュンテラー) 開祖:マイコゥ
操作キャラ:ねらう緒 サーヴァント:J・P・アリエット(フォーチュンテラー) 開祖:マイコゥ
12次を大人しくやった反動と言うべきか。聖杯戦争30回以上の中で、11次と並んで大規模かつ男爵風味の
全力を出し切った、自分的な傑作回の一つ。ただし味付けはどうしても男爵味なので好みは分かれるだろうが。
動かしやすいキャラで一回やってみようとパル緒にご出馬願ったら、敵対陣営が4次よろしくマッハで吹っ飛び、
泣きの後付調整で聖杯大戦化した回。
ただし、追加陣営である『罪の陣営』は一枚岩ではなく、各々が独自に聖杯を狙うというもの。
全力を出し切った、自分的な傑作回の一つ。ただし味付けはどうしても男爵味なので好みは分かれるだろうが。
動かしやすいキャラで一回やってみようとパル緒にご出馬願ったら、敵対陣営が4次よろしくマッハで吹っ飛び、
泣きの後付調整で聖杯大戦化した回。
ただし、追加陣営である『罪の陣営』は一枚岩ではなく、各々が独自に聖杯を狙うというもの。
さて、見所はどこがあるのやら。
『ラーメン三銃士』『他人の鋏と他人のダイヤで他人のサーヴァントと再契約』『直江殿マジ強欲』『畜生の大罪』etcetc.....
セイバー三段変形した爺のサーヴァントやらキャスターの謎の勝負強さやら、彼岸島の時と並んでヒドかった。
『ラーメン三銃士』『他人の鋏と他人のダイヤで他人のサーヴァントと再契約』『直江殿マジ強欲』『畜生の大罪』etcetc.....
セイバー三段変形した爺のサーヴァントやらキャスターの謎の勝負強さやら、彼岸島の時と並んでヒドかった。
さて、面白黒人枠から怪人を経て、主人公へと至る『ねらう緒三部作』の最後の一つ。
直江殿とパル緒の関係は、未だに男爵が描く主人公とヒロインの中では一つの完成形だと思っている。
遁甲陣同様に簡単に纏めきれないので、『パル緒最終章』という括りでひとつ。
直江殿とパル緒の関係は、未だに男爵が描く主人公とヒロインの中では一つの完成形だと思っている。
遁甲陣同様に簡単に纏めきれないので、『パル緒最終章』という括りでひとつ。
▼14次
操作キャラ:できる緒 サーヴァント:マダオ その他:先行者
操作キャラ:できる緒 サーヴァント:マダオ その他:先行者
割と好き勝手やってた回。主人公が面白黒人枠という点ではパル緒同様。
人形遣い系魔術師によるチェスボクシングという、要は若手魔術師の間で流行している人形同士の盤上遊戯の
プレイヤーであるできる緒が、自らの人形の性能試験兼ねて聖杯戦争に首を突っ込んだというものであるが。
軽い理由で横合いから重い事情をぶん殴るというコンセプトから、盤面には中々に曲者な人材やら重い事情を
抱えた娘やらがおり―――
人形遣い系魔術師によるチェスボクシングという、要は若手魔術師の間で流行している人形同士の盤上遊戯の
プレイヤーであるできる緒が、自らの人形の性能試験兼ねて聖杯戦争に首を突っ込んだというものであるが。
軽い理由で横合いから重い事情をぶん殴るというコンセプトから、盤面には中々に曲者な人材やら重い事情を
抱えた娘やらがおり―――
艦娘の聖杯戦争時空における設定を、とあるスレから許可を得て拝借し、鎮守府や艦娘という要素の中聖杯時空に
おけるポジショニングが決定した回。
そして、『悲劇をぶん殴る』という役割は、まさかの想定ラスボスだったアトラスの人造聖者が完遂。
『救世主』ではなく『ヒーロー』になることを選んだ彼の裏で、主人公は裏ボスのサーヴァントとファンブルで遭遇して
クリティカルで共産主義の光で焼き払っていた。何だお前。
おけるポジショニングが決定した回。
そして、『悲劇をぶん殴る』という役割は、まさかの想定ラスボスだったアトラスの人造聖者が完遂。
『救世主』ではなく『ヒーロー』になることを選んだ彼の裏で、主人公は裏ボスのサーヴァントとファンブルで遭遇して
クリティカルで共産主義の光で焼き払っていた。何だお前。
ゲンスルー提督が率いた捨て艦鎮守府による横殴りを、色んな意味でオールスターな過去キャラたちが食い止めたり
しつつ、聖杯戦争自体は最終的に日取りを決めての殴り合いで決着。
聖杯戦争そのものよりも、鎮守府や艦娘、そしてそれらを取り巻く関連性が大きく描かれた回だった気がする。
あとでっきーは最後まででっきーだった。サーヴァントは答えを得て消滅していった。借金残して。
しつつ、聖杯戦争自体は最終的に日取りを決めての殴り合いで決着。
聖杯戦争そのものよりも、鎮守府や艦娘、そしてそれらを取り巻く関連性が大きく描かれた回だった気がする。
あとでっきーは最後まででっきーだった。サーヴァントは答えを得て消滅していった。借金残して。