統合失調症

統合失調症(旧精神分裂病)総合スレッド


統合失調症(旧 精神分裂病)に関する専門的な情報交換を目的としたスレです。
この病気に関する質問や相談から実のある議論まで、気軽に書き込んでください。
●ただし、患者以外の方による患者との接し方、対処法などの相談は禁止します●
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関連情報、識者の見解については、>>2-10 あたりで。
sage進行(メール欄に sage と入れる)でお願いします。
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参考Web
・統合失調症情報局 すまいるナビゲーター
http://www.smilenavigator.jp/

・統合失調症を詳しく知りたい方へ(メンタルナビ)
http://www.mental-navi.net/togoshicchosho/

・統合失調症の理解(東京都精神医学総合研究所 - 統合失調症研究チーム)
http://www.prit.go.jp/Ja/PSchizo/TSchizo/kango.html

・統合失調症はどんな病気?(高知県立精神保健福祉センター)
http://www.pref.kochi.jp/~seishin/tougou/

・心の病気とは(はあとぺーじ - 仙台市健康福祉局障害企画課)
http://www.city.sendai.jp/kenkou/shougai/heartpage/b021.html

・統合失調症(精神分裂病)の理解と対応(地域精神保健ネットワーク)
http://www.cmh.ne.jp/mdisease/schizo.html

・統合失調症 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%B1%E5%90%88%E5%A4%B1%E8%AA%BF%E7%97%87

・統合失調症 - Yahoo!ヘルスケア
http://health.yahoo.co.jp/katei/bin/detail?sc=ST150030&dn=2

・発掘!やくやく大事典
http://medicine.cug.net/

・統合失調症 - Yahoo!ニュース
http://nsearch.yahoo.co.jp/bin/search?p=%C5%FD%B9%E7%BC%BA%C4%B4%BE%C9

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 統合失調症は、主には10代後半から20代に発症し、慢性に進行する精神疾患です。人口における
生涯有病率は、1.0~1.5%で、ざっと100人に1人くらい発病する比較的多い疾患です。遺伝的背景や
原因についてはいまだに十分明らかになっていません。

 発病のごく初期は、不機嫌、親への反抗、昼夜逆転、成績の低下、友人との交流が少なくなるなど、
反抗期の状態に近い様子がみられることが多くあります。また、考えがまとまらないというように
表現される訴えもみられます。これが次第に、奇異な内容を含むようになったり、まったく話さなくなったり、
興奮状態になったりして病院に連れてこられるケースが多く見受けられます。
 統合失調症の症状は大別して陽性症状と陰性症状の2つに分けられます。陽性症状は、急性期に
多くみられ、幻聴などの幻覚、妄想、自我障害などです。慢性期になっても、これらの症状が残る場合も
多くあります。幻聴は実際にしていない音が聞こえるものですが、統合失調症の幻聴は人の話し声である
場合が多く、幻聴同士が会話をしたり、幻聴と会話ができたりする(対話性幻聴)のが特徴です。また、
妄想としては、盗聴器などが仕掛けられている、組織が自分を監視している(注察妄想)、嫌がらせを
している(被害妄想)などというものが多くみられます。また、自分の考えが他人の声として聞こえてくる
(思考化声)、自分の考えが人に知られてしまう(思考伝播)、人に考えを吹き込まれる(思考吹入)、
考えを吸い取られてしまう(思考奪取)、誰かに操られている(させられ体験)など、自分と他人の境界が
あいまいになる自我障害もよくみられます。
 陰性症状は、感情の平板化、無気力、社会的引きこもり、などの症状を示します。社会的な引きこもりは
発病当初からみられることも多くあります。初期には同時に陽性症状がみられるタイプが多くみられますが、
陽性症状は治療により消失したりしてあまり目立たなくなる(疎隔〈そかく〉化する)のに対し、陰性症状は
一般に長く継続して残り、これが社会復帰の大きな妨げになります。

 早稲田大学スポーツ科学学術院教授 "内田 直"先生

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 統合失調症にみられる代表的な症状として、陽性症状(positive symptoms)、
陰性症状(negative symptoms)があります。陽性症状のpositiveとは、本来ないはずのものがあるという意味で、
幻覚や妄想などが代表的です。統合失調症の原因としてドーパミンの機能異常が明らかになっていますが、
陽性症状では中脳辺縁系と呼ばれるドーパミン神経の活動が過剰になることと関係していると考えられています。
たとえば、幻聴のある患者さんの脳の状態を調べてみると、言葉を理解する部分の神経の活動が活発になっていますが、
普通の人が何か言葉を思い浮かべるのと同じことが起こっていることがわかっています。頭の中で言葉をイメージしたり、
考えたりするということがどうやら患者さんにとっては外から聴こえてくる声と間違って認識され、
そのために幻聴として現れるのではないかとされています。
 一方、陰性症状のnegativeとは、本来あるはずのものがないという意味で、
感情が乏しくなったり、意欲が減退したり、集中力が低下したりといった症状がこれにあたります。
1つの病気でありながら、陽性症状と陰性症状というまったく異なる症状が同時に現れるというのは非常に不思議ですが、
これにはドーパミン神経の活動異常が脳の部位によって異なることが関係しています。
陽性症状は中脳辺縁系と呼ばれるドーパミン神経の部位が過活動になることで引き起こされると述べましたが、
陰性症状では中脳皮質系と呼ばれるドーパミン神経の活動が低下するために起こるとされています。
 このように統合失調症の患者さんの脳では、ある部位ではドーパミンが過活動となり、
別の部位ではドーパミンの活動性が低下している状態になっていて、結果的に幻覚や妄想など本来ないものが起こる一方で、
本来あるべきはずの意欲や感情が乏しくなってしまうということが同時並行で起こっているのです。

 帝京大学医学部精神神経科学講座教授 "池淵 恵美"先生

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・病型
妄想型  妄想や幻聴が主体 最もポピュラー
解体型 (破瓜型)  まとまりのない会話や行動が主体
緊張型  カタレプシー,昏迷などの運動行動の異常が主体
残遺型  陰性症状が主体
鑑別不能型  以上のいずれでもないもの

・経過
統合失調症の初回発症例の95%は1年以内に社会的適応が可能なレベルにまで回復する。退院後
2年間で40~70%が再発する。50%の患者が1度は自殺を試みる。20年の間に10%は自殺に成功する。
30%の患者は就労し人並みの生活を送れる。50%の患者は抗精神病薬の継続と社会的サポートがあれば,
ほぼ独立した生活を送れる。20%の患者には長期入院を含めた細かなサポートが必要になる。

・治療
抗精神病薬と心理社会的治療,社会福祉的アプローチが必要になる。活発な陽性症状に対しては
抗精神病薬によって症状を緩和し,本人の苦痛をとることができる。また一旦回復した患者も薬物を
継続することによって再発を予防することができる。毎日の服用が困難な場合は,徐放性のデポ剤の
筋肉注射を月に1度行うことができる。陰性症状や残遺症状は現在利用可能な向精神薬では十分に
治療することができない。薬物を服用している患者でも対人関係に障害が残る場合がしばしばある。
このため,生活技能訓練(Social Skills Training)などが必要になる。また同居家族の批判的な態度や
強い感情表出(High Emotional Expression)が統合失調症の再発と関連することが分かっている。
家族に対する心理教育が行われるようになった。

 医療法人和楽会なごやメンタルクリニック院長 "原井 宏明"先生

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統合失調症と発達障害
私が治療している統合失調症のケースで、状況から来る不安で幻聴が大きく変動する人が居られ、
よく聞いてみると、服装のこだわりなどもあり、また愛着の対象の母親の前とそうでないところで認知と
行動が大きく違うことなどが分かり、AS(アスペルガー)の可能性があることが分かった。

もともと生真面目で強迫的、また認知自体が被害妄想的で、イライラから暴れたりするので、 ただAS
というだけでもよく統合失調症と間違えられる。この鑑別は幼少期の自閉症的エピソードの有無を聞けば
容易である。

他方、ストレス下に精神病的混乱を来たすADHDも多く、幻聴や被害妄想、思考障害も一時的には
生じうるため、またこちらも統合失調症に間違えられる。このケースはすぐに薬を切っても悪化しないことで
鑑別できるのだが、「そのまま統合失調症にされてしまう」ADHDが多いように思えてならない。

統合失調症は発病前の発達は普通で、自閉症的な特徴は(たまたまの合併はあると思うが)多くは無い。
幼少期の生活歴を詳しく聞くかどうかで鑑別できるので、ぜひとも関係者の皆さん頭に発達障害の可能性を
置いて置いてください。

 医療法人賢作会兼城医院 "後藤 健治"先生

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高機能広汎性発達障害と統合失調症
最近の研究から
 昨年度、高機能者の適応の障害に絞った研究を請け負い、私はこの問題にいよいよ取り組まざるを
得なくなった。長年のお付き合いがあり、 良く知っている12歳から27歳の高機能広汎性発達障害青年
59名を対象に、機械的に統合失調症の症状を持ったことがあるかどうか検討をしてみた。 その結果、6名が
過去あるいは現在において診断基準を満たしていた。特に全員に幻聴様の体験が認められた。しかし
詳細に検討をすると、そのうちの4名は自閉症圏独自の病理であるタイムスリップの延長線上に生じた
ものと考えられた。
 例えばある少年は、いじめっ子からいじめっ子の好きな女の子の家に行き、写真を撮る手伝いを
強要された後、自分がストーカーをしてし まったと深く悩み、その後、いじめっ子の声が常に聞こえ、雑誌や
新聞の少年の写真がすべてそのいじめっ子の顔に見えると訴えた。
 これらの4症例ではいずれもフラッシュバックの特効薬である選択性セロトニン再取り込み阻害剤(:SSRI)
が著効した。また1例は、解離性の幻覚と考えられる症例であったが、これは次回に取り上げたいと思う。

誤診を受けている可能性も
 しかし1例のみ、途中から急に適応が不良となり、奇異な行動や生活全般の退行があって、SSRIは
あまり効かず、新しい非定型抗精神病薬を用いたところ著効をした青年が存在した。つまり大多数の例では
広汎性発達障害の病理の延長に生じた症状と考えられるが、統合失調症の発症を疑わざるを得ない
症例も認められたのであった。
 このように、大多数の症例は統合失調症と診断が出来なかった。しかしこの調査を通して感じたのは、
広汎性発達障害の児童や青年が統合失調症と誤診をされる可能性の問題である。一般に成人精神科医は、
生育歴を丹念に聴取する習慣を持たない。発達障害の経験がなければ、未診断、未治療の高機能
広汎性発達障害に気付かないで統合失調症と診断を下す可能性は十分に考えられることである。

 あいち小児保健医療総合センター保健センター長・心療科部長 "杉山 登志郎"先生

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幻覚とは「対象のないところに知覚が生じる」ことであるが、統合失調症の場合、この知覚には、単に物音がするとか
人が話しているということだけではなく、自分に対して何事かを語りかけているような意味が伴っている。
 典型的な例としては、自分の行動に対して「また馬鹿なことをしている、そんなことをするんじゃない」などとコメントを
加えてくる声、複数の人間同士で話し合っている声がある。知覚の形式としては幻聴が多いが、皮膚に寄生虫がいる
体がゆがんでいる、内臓がおかしい、体の一部が空っぽになった、などと訴えることもある。ただし、入眠、覚醒時の
幻覚は含めない。
 一般に入眠時には、俗に「金縛り体験」と呼ばれる体感幻覚や、動物の姿などが見える幻視が生じることがあるが、
これは統合失調症の幻覚とは見なさない。また、アルコールや有機溶剤吸引の結果として生じた幻覚、身体疾患や投薬に
伴って生じる幻覚や、睡眠障害と幻覚の合併した「せん妄」も、統合失調症の症状とは見なさない。
 もちろん、統合失調症の患者がたまたまこうした病状となり、幻覚を呈することはあるが、それが統合失調症のためなのか、
こうした病状によるものなのかは、その他の症状や経過を見て判断することとなる。
http://www.jspn.or.jp/05schizophrenia/schizophrenia02.html

幻視を訴えた場合は、精神病よりも、身体疾患(しかも意識障害を伴うような重いもの)を考えた方がよいのです。
http://www.mh-net.com/lecture/syoujou/genkaku.html

幻覚・・・・・幻聴と幻視があります。実際には対象がないのに、何かが見えたり、聞こえたりします。統合失調症においては、
幻聴を訴える患者さんのほうが多いです。(アル中、麻薬中毒など、依存症患者には、幻視が多いです。)
http://www.jttk.zaq.ne.jp/babmt806/newpage30.html

見えるはずのないものが見えるのが、幻視です。統合失調症ではそんなに多くありません。
http://www.morioka-clinic.com/schizophrenia.html

様々な障害で幻覚の症状が認められますが、統合失調症の幻聴、薬物中毒の幻視やてんかんの幻臭が有名です。
http://allabout.co.jp/health/mentalillness/closeup/CU20021209A/

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高機能広汎性発達障害と統合失調症
最近の研究から
 昨年度、高機能者の適応の障害に絞った研究を請け負い、私はこの問題にいよいよ取り組まざるを
得なくなった。長年のお付き合いがあり、 良く知っている12歳から27歳の高機能広汎性発達障害青年
59名を対象に、機械的に統合失調症の症状を持ったことがあるかどうか検討をしてみた。 その結果、6名が
過去あるいは現在において診断基準を満たしていた。特に全員に幻聴様の体験が認められた。しかし
詳細に検討をすると、そのうちの4名は自閉症圏独自の病理であるタイムスリップの延長線上に生じた
ものと考えられた。
 例えばある少年は、いじめっ子からいじめっ子の好きな女の子の家に行き、写真を撮る手伝いを
強要された後、自分がストーカーをしてし まったと深く悩み、その後、いじめっ子の声が常に聞こえ、雑誌や
新聞の少年の写真がすべてそのいじめっ子の顔に見えると訴えた。
 これらの4症例ではいずれもフラッシュバックの特効薬である選択性セロトニン再取り込み阻害剤(:SSRI)
が著効した。また1例は、解離性の幻覚と考えられる症例であったが、これは次回に取り上げたいと思う。

誤診を受けている可能性も
 しかし1例のみ、途中から急に適応が不良となり、奇異な行動や生活全般の退行があって、SSRIは
あまり効かず、新しい非定型抗精神病薬を用いたところ著効をした青年が存在した。つまり大多数の例では
広汎性発達障害の病理の延長に生じた症状と考えられるが、統合失調症の発症を疑わざるを得ない
症例も認められたのであった。
 このように、大多数の症例は統合失調症と診断が出来なかった。しかしこの調査を通して感じたのは、
広汎性発達障害の児童や青年が統合失調症と誤診をされる可能性の問題である。一般に成人精神科医は、
生育歴を丹念に聴取する習慣を持たない。発達障害の経験がなければ、未診断、未治療の高機能
広汎性発達障害に気付かないで統合失調症と診断を下す可能性は十分に考えられることである。

 あいち小児保健医療総合センター保健センター長・心療科部長 "杉山 登志郎"先生

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統合失調症の予後に影響を与える因子


要因            予後良好        予後不良

家族歴            なし            あり
性格          統合され調和あり     分裂気質
知能         平均またはそれ以上    平均以下
病前適応          良好            不良
発症             急性           潜行性
性別             女性            男性
発症年齢        成人/中年期    思春期/成人前期
結婚           既婚(特に女性)       未婚
臨床症状       感情病の症状あり   感情病の症状なし
               陽性症状         陰性症状
病識              あり            なし
家庭の雰囲気   低感情表出(low EE)   高感情表出(high EE)
http://www.cmh.ne.jp/mdisease/schizo.html

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抗精神病薬(メジャー・トランキライザー)一覧

グループ      一般名              商品名
定型抗精神病薬
           クロカプラミン          クロフェクトン
           クロルプロマジン        コントミン、ウインタミン
           スルピリド             ドグマチール、アビリット、ミラドール
           チオリダジン           メレリル
           チミペロン             トロペロン
           トリフルオペラジン        トリフロペラジン
           ネモナプリド           エミレース
           ハロペリドール          セレネース、ハロステン、ケセラン、ブロトポン、リントン
           ピモジド              オーラップ
           フルフェナジン          フルメジン、フルデカシン
           ペルフェナジン          PZC、トリラホン、トリオミン
           モサプラミン            クレミン
           レボメプロマジン         ヒルナミン、ソフミン、レボトミン
持効性抗精神病薬
           エナント酸フルフェナジン    アナテンゾールデポー(2週間)
           デカン酸フルフェナジン     フルデカシン(4週間)
           デカン酸ハロペリドール     ネオペリドール、ハロマンス(4週間)
非定型抗精神病薬
           ゾテピン(SDA)          ロドピン、メジャピン
           リスペリドン(SDA)        リスパダール
           塩酸ペロスピロン(SDA)    ルーラン
           フマル酸クエチアピン(SDA)  セロクエル
           オランザピン(SDA)       ジプレキサ
           アリピプラゾール(DSS)     エビリファイ
           ブロナンセリン(DSA)      ロナセン

統合失調症の陰性症状に苦しむ人


統合失調症の陰性症状とは?

陰性症状は発症した時点から現れることもありますが、通常は発症後数年経つうちに目立ってくるものです。
陰性症状は陽性症状と反対に、正常な心理状態にまで及ばないものを指します。
「及ばない」というのは、普通の人よりも感情の揺れや言葉・行動の動きが鈍くなり、通常の状態にまで至らなくなることです。

代表的な陰性症状
・自閉  引きこもり、自分の殻に引きこもること
・無為  意欲が低下し、何に対しても関心がなくなること
・情動の平板化
・情動鈍麻 表情が乏しくなる、自発性がなくなる、感情の変化が少なくなる 声の抑揚がなくなる
・思考の貧困 会話が少なくなる、会話内容が貧しくなる、すぐに返答できなくなる。使う単語が少なくなる
・意欲・発動性欠如 身だしなみに気を遣わなくなる、だらしなくなる
・仕事や勉強が長続きできない
・快感消失・非社交性 趣味や娯楽などへの関心が薄れる、性的関心の低下 親近感を感じなくなる
・注意力の障害 ぼーっとしている、物事に集中できない

これらの症状は、従来の抗精神病薬では効果がないとされてきました。
しかし近年では非定型抗精神病薬という新タイプの薬が登場し、陰性症状にも有効との報告が多くなされています。

ただ、登場してから日が浅いため、どの程度効くのかははっきりしていません。今後の研究成果が待たれます。

http://www.karacli.com/schizophrenie.html02.html

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陰性症状は思考エネルギーが足りない状態です。
・無気力 (意欲の低下、集中力の低下、自信喪失)
・無関心 (社会や娯楽や服装などに興味がなくなる)
・感情鈍麻 (喜怒哀楽が乏しくなる、表情変化がなくなる)
・不衛生 (入浴・歯磨き・着替え等をしない)
・不摂生 (食事が適切にできない。過食or栄養不足)
・疲労感 (たいして動いてなくても疲れを感じる)
・思考障害 (考えが定まらない、考えること自体ができない)
・自閉 (人との接触を拒否する、小声、無口、逃避)
・失快楽(性・食・娯楽に対する快感が乏しくなる)

妄想・幻覚・幻聴・緊張・焦燥・不安・過敏といった現象は
思考エネルギーが過剰の状態で陽性症状です。
もしくは正常な思考状態だったりします。

基本的には、陽性症状は急性期に、陰性症状は消耗期に発生しますが
陽性と陰性が同時期に発生するケースもあります。
また、統合失調症以外のうつ病などの精神障害が併発している場合もあります。

死にたいという負の感情は、恐らく陽性症状かうつ病等の症状です。
統合失調症の陽性症状に苦しむ人のスレ 14
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/utu/1336975475/













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最終更新:2012年09月16日 10:44
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