<2.問題>
(1) 難易度
- 上位層は「ちょうどいい」、初心者~中級者は「最後まで聞けばわかるけど難し目」「勝負にはならない」という意見が見られた。
特にセット後半はもう少し易し目の問題を出した方がよかったかも。 - ただ、一日通して「0ポイント」の方がいなかったのは良かった。
- もともとの狙いとして「競技として成り立つ」かつ「聞いてて興味がひける」「50人に1人しか知らないのを覚悟の上で、これまで出せなかった傾向も出す」という点を両立したかった。その点については成功といえる。
≪ちょうどよい≫
- 難易度は、やや高かった。しかし正解は出ているので、適正といえると思う。
- 難易度はちょうどよかったと思います。
- 難易度・長さともちょうど良かったと思います。
- 個人的には調度良い難易度・ジャンルでした。
- べたになり過ぎず、いいくらいの難度だったと思います。
- 難易度は自分も勉強になるくらいのレベルでしたので楽しかったです。
- 難易度的に、参加者全員にチャンスがあったと思います。
≪難しい≫
- 難易度は、けっこう難しかった気がします。
- 多少難しいかと思いましたが、企画の趣旨を考えたらこれぐらいがいいのかもしれません。
- やや難しめの問題が多かったと感じましたが、早立ちできるかどうかは別にして解答権自体は全員にあるので、これくらいがちょうど良いのではないかと思います。
- 参加者と例題をみて、おそらく勝負にはならないだろうと感じてはいましたが、実際にもそのとおりだったと思います。特に3R,4Rはさっぱりわからない問題が多かったです。まあ、QMAのミドルプレイヤーくらいの意見として、です。
- 最後まで聞けばなんとかわかるものの、あまりにも周りのレベルについていけなかった...。
- 難易度は初心者の私には難しかったですが、やさしくすると他のクイズ猛者たちの立つ数が増えるだけのような気がしますので、あの程度でよいと思います。
≪バラつき≫
- 相当バラつきがあったように感じた。同じ問題に対して数十人単位が回答するため、途中で諦めを感じてしまう場面も多かった。難易度を上げ過ぎるととっかかりがつかめないまま白紙で回答するしかなくなるし、かといって難易度を落とすと、早いポイントで大人数が立ち勝負がつきにくい。
→バラつきはかなり意図的に出しました。「最後まで聞けば9割がわかる」「クイズの勉強をしていればわかる」「クイズの勉強云々とは別に、1人くらいは知ってるのでは?(ギエム、やすり攻め、マリメッコ等)」などなど。逆に「人数が多いからこそ出せる」問題が提供できるのは、早立ちの利点だと思います。
結局、従来の早押しボードに見られるように、1問の間にいくつか要素(フリ)があって、最後まで聞けば多くの人がわかるけど1~2フリ目でわかったら凄いね、という問題が一番早立ちに向くのでしょう。ただ、それだけが早立ちに向くわけではないと思います。
(2) 長さ
- ちょうどいいという意見が多かった。
- 「もう少し長くても・・・・・・」という意見がいくつかあった一方、「短い方がいい」という意見はなかった。
→早立ち=ある程度長い問題の方が向く、との認識が一般的か。
≪ちょうどいい≫
- 長さも今回は初めてのスタイルだったのでこのくらいかなあと。
- 難易度・長さともちょうど良かったと思います。
- 問題文の長さは、妥当でした。
- 全体的に適度な長さで、普段クイズをやっていない人間としてもとっつきやすかったです。
- 長さは事前に告知してあったので、そこまで気にはなりませんでした。
- セット毎に長さをある程度揃えてあるのは良心的と思いました。バラバラだと誤答を誘発しかねませんし。
≪長くしてもよい≫
- テンポを考えると、GTO風は少し長すぎる。
- スタンダードはもう少し長くても良いと思いました
- もう少し、ボードっぽい長文問題が多ければ、と思いました。
- 基本的に早押しボードを想定しているので,長さは少し長いほうがいいと思われる.
(3) 傾向その他
≪プラス評価≫
- 全編通して大好きな傾向でした。
- 色々あったけど、どれも個性的で面白かったです。Nagai式、もっと多くやって欲しかったな。
- 多種多様な問題群があってよかったと思う。次は琉球風で421なんていかがでしょうか。
- 担当者がパートによって違ったため、うまくばらけたのではないか… 今後も複数の担当者での持ち回りでよいと思います。
- 種々取り混ぜてあって楽しいと思いますよ。2セット目の最後まで聞けば分かる系の問題は421ルールによくあっていた。
- 私には非常に面白い問題でした。いろんな傾向が楽しめたのもよかったですね。
- 立ちやすい問題や短めの問題を多く並べると疲れてしまう形式なので、難易度も長さもちょうど良かったと思います。僕はまだまだ力不足で多くの問題でスルー、もしくは誤答になってしまいましたが…。
- よかった。本当によかった。
- 良かったと思います。個人的な感想を言うのであれば、エクストララウンドに自分向きの問題が多かったので、通常ラウンドは手も足も出なかった感じです。(参加前から分かっていたことですが)"
- 事前アナウンスに近い問題群だったと思う。
≪盛り込み過ぎ≫
- それぞれのラウンドの問題は良かったが、全体としていろいろやりすぎの感はあった。
- 問題の質は良かったと思います。ただ、事前に想定しうる範囲のことを書くと、時間に対してやはり「問題が多すぎた」とは思いますし、解答形式自体が皆の慣れないものでしたので、今回の場合は問題はシンプルで良かったようにも思います。
≪他の傾向も出してほしい≫
- ジャンルは非ベタが多かった。前フリを勉強している人がハネられる問題が、数問あっても面白いと思う。
- 参加者層にも依存するが,もうすこしアカデミックな問題や「難問」と呼ばれるレベルの問題もあればいいと思われる(ただしこれは個人的な問題の好みを含んでいると思われるので,そこを差し引いて考えてください.)
- ジャンルの配分については、気のせいかスポーツ関連の問題はは少なかったのかなと思いました。
- 実験的大会と言う意味ではベタ問や超難問でどういう感じになるのかも見てみたかったです。
- ネット系・オタ系をもう数問増やしてほしいです。
→ネットスラングとか結構出したつもりなんだけどなー。オタ系も「バルス」がありましたし。ただQMAくらいのバランスを期待されると厳しいかも。 - もう少しバラエティ寄りの問題があっても面白かったかもしれません。
≪世代問題≫
- 全体的に人生経験の浅い人間には厳しかった。
- あまり解けなかった勝抜杯のペーパーを思い出しますね。修行という意味ではとても勉強になりました。
→特定の世代に有利にならないよう幅広くだしたつもりだったのですが、どうしても自分と近い「30代男性」に有利になりがちな問題傾向だったのは否めません
(もっともこれはこの大会だけではなく、クイズイベントの大半が合致するのですが)。
「他の世代にとっても有利不利にならない問題傾向」は意識していく必要があると思われます。
(4) 印象的な問題
- 2~3票くらいでばらついた。平沼騏一郎、マニラフォルダ、雰囲気、カリモフ、オスカー3人娘あたり。
- 傾向としては回転ワードとスペルが印象深かった模様。「今までにない経験」という点で良かったか。